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「ブザー・ビート」(第9話視聴率15.0%)で次々と見えてくる万華鏡のような北川景子の可能性。吉高由里子「東京DOGS」に川口春奈 [吉高由里子]

それにしても驚くべきことだ。
確かに「主演」という立場ではあるが、「ブザー・ビート」で北川景子の見せる輝きとポテンシャルは他の出演者を圧倒している。
「ブザー・ビート」は北川景子のポテンシャルの「実験室」という意味の記事をこれまでに書いているが、第9話も次々と新しい可能性を見せつけてくれた。

北川景子はこれまで映画を中心に、恋する女、派手な女、コメディエンヌ、ごく普通の女など、まだ短いキャリアとは思えないほど様々な役に挑戦している。
「ブザー・ビート」でもコメディエンヌとしての力をいかんなく発揮しているが、第9話では全く新たな北川景子を見せてくれた。
それはニューロティック映画のシチュエーションの似あう女優としてである。
最近はあまり使われないが、ニューロティック映画とは第二次大戦後のアメリカで一時流行った映画のジャンルを表す言葉で、「異常心理映画」ともいう。
すぐ思い浮かぶのがヒッチコックの「白い恐怖」。
そう言えば容姿などはまったく違うが、知性や「演技プラン」を感じさせるという点で、イングリッド・バーグマンと北川景子の共通性を感じることもある。
「ブザー・ビート」第9話で山下智久の愛情に対して疑問を持つ北川景子を、部屋の中でやや顔に影をかけながら撮っているシーンがあるが、表情が実にニューロティックなのだ。
追い詰められ、今にも異常行動を起こしそうな表情。そして過敏に時計の音を気にする。
ちょっとしたシーンなのだが、それだけに軽々とやってしまう北川景子のポテンシャルを強く感じる。
ロマン・ポランスキー監督の「反撥」でカトリーヌ・ドヌーブの演じたような役もおもしろいのではないかと思う。

「ブザー・ビート」第9話の話題、まだまだ続く。

吉高由里子出演ドラマ「東京DOGS」のキャストで新たな発表があったようだ。
小栗旬の妹役として川口春奈が登場するという。
役名は高倉カリン。
川口春奈は「三井のリハウス」のCMなどで知られるようになったそうな。
「三井のリハウス」のCMで有名だったのは宮沢りえだが、一色紗英という名前を見て「ああ、そんな人もいたな~」と思ったが、特に感慨はない。(笑)
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