松井秀喜のFAとブライアン・キャッシュマンの言葉について検証 ２

松井秀喜ヤンキース残留か移籍か、報道はかなり錯綜している。
しかし少なくともブライアン・キャッシュマンGMの松井秀に対する評価は、多くの日本人が考えているよりもかなり低い。
ここで極力客観的に今季の松井秀の「活躍」を振り返ってみよう。

まず守備機会は「ゼロ」だった。
これは大きい。
プレーヤーによっては「守備だけ」でスターの座にいる選手もいるほどだし、守備がなければ試合は成立しない。
そしてDHであれば、1試合約4～5回打席へ立ち、バッテイングの結果によってはランニングもする、というのが平均的な「活躍」だ。
守備をするプレーヤーと比べた場合、その労力は格段に軽減される。
つまりDHのみのプレーヤーは、よほど打たないと割に合う活躍ではないということになる。

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コメント 4

こんにちは。



私は詳しい事はわかりませんが、本塁打が少なかったようですね。ヤンキース側が期待していたよりも、かなり少なかったとか…。



それと、契約金と年俸がかなり高額だから…とも聞きました。



日本の報道とあちらでの評価は、かなり雲泥の差がありますね。



by オクサナ (2009-11-12 14:41) 

オクサナ様

多くの日本人は松井秀に過大な期待をしているところがあるので、報道も常に大げさになる傾向があります。
わたしにはとても居心地悪いんですよね、そのような報道が。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ルコ
by 末尾ルコ（アルベール） (2009-11-12 16:37) 

外野手として契約したのに、ケガをしてDHばかりだった。それも今年は一度も守備機会がなかった。となったら、外野手として再契約することはしないはずですよね。GMの判断がどうなるかは分かりませんが、言っていることは間違っていないと思います。

ワールドシリーズのMVP取れて良かったのは確かですが、もしずっと松井選手が元気だったのなら、ここ数年さらに別の外野手を獲ってくるようなことは無かったはずですし、ケガは仕方ないとはいえ、そういった意味でも期待外れだったと言われても仕方がないのではないでしょうか。
by penny (2009-11-13 00:25) 

penny様

まったくおっしゃるとおりです。
わたしも松井秀のワールドシリーズMVPに関しては、ある意味立派だったと思うのですが、あくまで彼は「ワールドシリーズへ連れてきてもらった選手」。もちろんレギュラーシーズンに有効打もありましたが、「チームを導いた」と言うには程遠いと思うわけです。
そうした「実情」と、日本でのフィーバー（←また使ったりして）がとてもアンバランスで、居心地が悪いですね。まあ、毎度のことなのですけど。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ルコ
by 末尾ルコ（アルベール） (2009-11-13 00:55)