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「JIN」が20%台で「小公女セイラ」は6%台、そして吉高由里子「東京DOGS」は17%台、なぜだ?「ゼロの焦点」・・波の存在。 [吉高由里子]

しかし「JIN」が安定して20%台。
ま、こんな公明正大な時代劇が待たれていたのかもしれないが。
あと、主要キャストが映画俳優だというのも大きいのかもしれない。
「テレビ俳優」とは力が違う。
けれどだからと言って、映画俳優が出演すれば高視聴率となるわけではないから、実は「運」としか言いようがない。
分析して別のテレビドラマを作ったところで、それが当たるわけでもない。
「視聴率分析」などというのはすべて後出しじゃんけんで、ほとんど意味がない。
映画俳優がテレビドラマに登場するのはいい傾向とは言えないし。
それにしても「小公女セイラ」はまたしても6%台だ。
いやその・・ただ書いてみたかっただけ。

「ゼロの焦点」の見どころの一つは波のうねりである。
「波」などイージーに出すと陳腐な表現とも取られかねないが、「ゼロの焦点」ではスペクタクルとして十分見応えがあった。
どのシーンをどのロケ地で撮影したかまで細かくは知らないが、
広末涼子が北陸(とされる場所)の街並みを歩くとき、背景いっぱいうねる波を捉えているショット。快感だ。

ヒッチコック、ブライアン・デ・パルマ、さらにフランス映画「ヴィドック」のシーンを彷彿させる部分もあった。
オリジナリティという点では問題があるが、様々な工夫を凝らして楽しませてくれたという印象。
わたしはこうしたけれん味たっぷりの大仰な演出を凝らした作品が嫌いではない。
しかしこのあたりは「好み」で左右されるだろう。

ああ~ありましたねえ、「東京DOGS」第5回。
これだけ空回りだと、ホント「ブザービート」や「白い春」が懐かしくなる(笑)。
そう、「空回り」という言葉がピッタリ。
メモ帳を用意し、午後9時から観始めるのだが、数分後にはハッとする。
別のことを考えている自分がいるのだ。(美苦笑)
ああ~、ごめんなさい、吉高由里子。
しかし、こればっかりは・・。
でも視聴率は17%台とけっこういい・・これまた問題である。

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