フランス人は愛せなくなった? パリジャン、フェノンとの会話 [末尾ルコ(アルベール) 美学 生と死のあいだ]
フランス人の友人とよく話をする。
日本に住んでいる彼は、ずっとパリで仕事をしていただけあって、田舎から出てきた外国人とは情報量や感覚がかなり違う。
もちろん田舎から出てきた人でも磨かれた感覚、豊富な情報を持っている場合もあるが、やはり少数派だ。
そのパリジャンの友人を、仮にフェノンと呼ぼう。
フェノンは言う。
「最近はフランス人も変わってしまった。会話ができないし、本は読めない、それだけじゃない。愛することさえできない」
「愛することさえできない?」
ぼくは問い返す。
日本に住んでいる彼は、ずっとパリで仕事をしていただけあって、田舎から出てきた外国人とは情報量や感覚がかなり違う。
もちろん田舎から出てきた人でも磨かれた感覚、豊富な情報を持っている場合もあるが、やはり少数派だ。
そのパリジャンの友人を、仮にフェノンと呼ぼう。
フェノンは言う。
「最近はフランス人も変わってしまった。会話ができないし、本は読めない、それだけじゃない。愛することさえできない」
「愛することさえできない?」
ぼくは問い返す。
ジャンクなものが増えすぎたってことかしら?
深い言葉ですね。
by cjlewis (2010-02-18 12:06)
cjlewis様
いろいろ理由はあるようですが、この「フランス人との対話」は続けていきます。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-02-18 14:22)