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「バベットの晩餐会」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「バベットの晩餐会」ガブリエル・アクセル監督

この作品で描かれている寒そうな北欧の雰囲気は大好きだ。しかし「まとまり過ぎる」展開は、わたしにとってやや物足りないポイントとなり得る。見せ場はやはり「フランス料理」。超一流のプロフェッショナルのカッコよさにワクワク。

7点
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コメント 4

cjlewis

ああ、これ、大好きな映画のひとつです!
全体的な色というか、暗いんだけど透明感のある
映像も好きです。

バベットは、パリで絶大な支持を得ていたシェフ。
どんな状況下でも腐るととなく、驕ることなく、
感謝の心を忘れないーー
一流の人間とはこういうものだと思いました。
このへんが「まとまり過ぎる」ってことかしら?
by cjlewis (2010-05-11 06:46) 

palette

私も、これは大好きな映画です!
淡々とした日常の積み重ねのなかに、ときどき輝くような瞬間。人の一生って、こういうものかなあと思います。
しかし、幸運にも手に入れた大金を、人に振舞ってしまうなんて、凡人の私には、無理かも(^^;
近頃レンタルでも見かけないようですが、何でご覧になったのですか?DVDが出ているなら、買いたいのですが・・・。
by palette (2010-05-11 07:54) 

末尾ルコ(アルベール)

cjlewis様

バベット、カッコよかったですね~♫
料理を扱う映画のシーンとしてはでは圧倒的なクオリティでした。

「まとまりすぎ」というのはわたしの好みの問題もあって、ストーリーがラストでビシッと決まるものよりも、より得体の知れない「?」や「!」が生じる方にやや点が甘くなるのです。
でもどちらも好きですよ。

                        RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2010-05-11 08:38) 

末尾ルコ(アルベール)

palette様

お好きそうですね!
わたしは実は最近観たのではなく、以前観た記憶でこの記事を書いたのですが、通販なんかでもDVDは販売されているようです。

ちなみにTOHOシネマズ「午前十時の映画祭」で最近上映されていました。

                            RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-05-11 12:25) 

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