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「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」マイケル・チミノ監督

まずはミッキー・ロークとジョン・ローンが「容姿最盛期」であり、2人の佇まいを観るだけでも十分に楽しめるだろう。それにしても「はみ出し刑事」のはずのミッキー・ロークが帽子のかぶり方から何からナルシスティックなのはなかなか可笑しい。これだけナルシスティックなのに、どうして容姿を崩していく人生になったのか不思議なくらいだ。けれど崩れた容姿が「第2の最盛期」を迎えさせたのだから、俳優人生は分からないものだ。アメリカ社会のマイノリティを描き続けていたマイケル・チミノだが、中国系アメリカ人の描き方にやや疑問。しかし作品全体は観応えたっぷりに仕上がっている。

6点
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