教育的？ ある若い母親、娘をバレエを辞めさせる。

ある若い母親の話。
娘をバレエ教室に入れる。
しばらくの後、「いい役で使ってもらえない」と怒り、娘にバレエ教室を辞めさせる。
この事実から見えてくるものは？

もし彼女の娘が、「力があるのに」いい役を与えてもらえなかったのであれば、その怒りは当然である。
しかし、単に「群舞で踊るくらいの力」だったから「群舞」の役を与えられていたのであれば、彼女の行動は実に愚かだったと言える。
「群舞」の役がいなければ、バレエ公演など成り立たない。
そもそも「バレエ」の世界へ入るというのであれば、たとえそれが「一流」のバレエ団でなくても、一つの公演で「ソロのダンス」を踊る機会を与えられるのは、ほんの一握りのダンサーだ。
その覚悟がなく、バレエなど最初からやるべきではない。

タグ：アート エッセー バレエ 教育

コメント 4

まさに！
　吾唯足るを知る！
　ですな～！
by teddy0905 (2011-02-01 07:26) 

そんな心構えじゃなにを習っても一緒ですね
いい役って親が勝手に思ってるだけです
子供が大変なだけなのに…
by ねこじたん (2011-02-01 09:08) 

どの世界でも下積みの経験って大切ですよねp(^-^)q
人生の大きな財産になると思うのですが…残念(^-^;)

色々とご声援ありがとうございました(#^-^#)
by kummy (2011-02-01 10:25) 

バレエに限らず、
今の世の中、こういう勘違いをしている人が多くて、困ります。。。

記事とはまったく関係ない話ですが、
いただいたコメントで、謎が解けました。
古舘伊知郎が、なぜ、「荒法師」などという言葉を
F1中継中に口走ったのかという謎が。。。
by cjlewis (2011-02-01 11:06)