SSブログ

ネオアンガージュマン 「一流」「二流」とは何か?社会のクオリティを下げる要因。 [ネオアンガージュマン]

よく「一流」「二流」「三流」という表現をするが、もちろん「一流」というのはある分野でトップクラスであることを意味して使われているのだと思う。
しかしこの言葉、正確に使われているのかどうか。
例えば「一流俳優」というとどんな人を思い浮かべるだろうか。
あるいは「一流歌手」というと誰を思い浮かべるだろうか。
以前書いた「スター」の問題とも関連するが、「人気・知名度」と「一流・二流」は、特に日本では一致しないことが多い。
俳優、ミュージシャンなど表現者であれば、「一流であるか二流、三流であるか」は、彼ら自身のクオリティと彼らが関わった作品のクオリティで評価されるべきだろう。
ところが多くの人は「人気・知名度」と「クオリティ」の違いを理解できていない。
と言うよりも、「クオリティ」に興味のない人たちが多過ぎるのだ。
この姿勢は文化・芸能のみの話ではなく、政治家に対する投票行動も同様で、明らかに日本社会自体の大きなクオリティ低下を招いている。

nice!(44)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 44

コメント 2

kawasemi

同感です。
政治の場ではやはりその行動に意識の低さを覚えます。
by kawasemi (2011-04-24 14:32) 

rtfk

御意^^)
by rtfk (2011-04-24 16:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0