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松本人志の「涙」に関して [生と死のためのアート]

松本人志という人物はあまり好きではない。まずコメディアンとしてさほどおもしろいと感じないのだ。「松本人志をおもしろくないとは!」と感じる人もいるかもしれないが、どうも世界観が狭過ぎて、閉鎖的な、閉じられた感じがするのだな。それはでもね、ダウンタウンだけじゃなくて、「ダウンタウン以降」のたいがいのコメディアンにそう感じるわけだけど。要するに内輪ウケの延長。とまあ、これはいろんな人が指摘しているところだけれど、誰が指摘しても流れが変わらないのが怖いところ。「流れ」を変える方法を考えなければ。まあそれはそれとして、松本人志はご存じの通り映画監督もやっているわけで、「映画を壊す」なんていう発言は映画を知っている人間からすれば片腹痛すぎるというか、「無知」の領域かと思うのだけれど、それはそれとして。最近読んだニュースで松本人志が「涙ぐんだ」というので何かと思えば、映画「さや侍」に起用していた竹原和生に関して、「才能ある人間が認められるべきだ」ということを想いつつ涙ぐんだということだ。竹原和生が才能ある人間かどうかは知らないけれど、「才能ある人間が認められるべきだ」という点にはもちろん賛成で、日本の芸能界って逆の場合がかなり多いから。

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mitton

さや侍見られました?
あの映画には近代忘れかけていた映画の良さというものが詰まった
素晴らしい感動作と感じました。偏屈者のボクが言うのだから
間違いございません!!笑
by mitton (2011-06-23 08:28) 

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