SSブログ

「精神力」。サンノゼ、UFC139。ヴァンダレイ・シウバVSカン・リーとダン・ヘンダーソンVSマウリシオ・ショーグン。3 [エッセー・闘う敗北者たち]

いくら「精神力」が強くでも的確にヒットしたパンチやキックで脳が揺れ、脳震盪を起こしてしまえばカバーすることはできない。
もちろん「軽い脳震盪」と「重い脳震盪」があり、前者であれば瞬間的に回復して戦いに復帰できる可能性はあるが。
どちらにしても、脳震盪を含めて決定的な状況になれば「精神力」ではカバーできないわけだ。
ダン・ヘンダーソンVSマウリシオ・ショーグンの場合、「決定的」かと思われた状況は少なくなかったけれど、最終ラウンドまでもつれ込んだ。
それが偶然の産物かそれとも技術力によるものなのかは分からない。
けれど「決定的」な状況を逃れ続けた両者は「精神力」に大きく頼る試合展開を続けることになる。

nice!(46)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 46

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0