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〈「言葉」による革命〉・・・フランス映画であなたの感覚を鍛える!ラファエル・ペルソナ「恋のベビーカー大作戦」と「黒いスーツを着た男」を語ろう!2014年8月15日 [「言葉」による革命]

●「黒いスーツを着た男」はサスペンス。
カトリーヌ・コルシニ監督。
フランスは女性監督が多いです。
もう一度書くと(笑)、フランスは女性監督が多い。
この点にも注目してください。
「黒いスーツを着た男」でラファエル・ペルソナは、金持ちの令嬢と結婚間近の男に扮している。
結婚を間近に控えた主人公が車で男性を撥ねる。
同乗していた友人らの勧めるままに、男性を放置して去る。
しかし目撃者の女性がいた。
恋人との関係に鬱屈している女性は、どんどん積極的に事故に首を突っ込んで来る。
事故の被害者には妻がいて、それは不法滞在のモルドバ人だった。

「黒いスーツを着た男」はフランス映画のサスペンスらしく、次々と意外な展開へ持ち込まれて行く。
ワザとらしい効果や音響で驚かそうという演出はない。
フランス社会で深刻な移民問題をクロスさせながら、人間心理の不可解さを淡々と語り、まったく飽きさせることはない。

※フランス映画、もちろんラファエル・ペルソナ主演「恋のベビーカー大作戦」も「黒いスーツを着た男」も、あなたの感覚を鍛えてくれます。

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