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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「真の話し方講座」~東出昌大の「話し方」から「コメント欄」などの愚劣な書き込みに怒った後、橋本愛とトリュフォーについて。2015年3月11日 [「言葉」による革命]


●末尾ルコ「真の話し方講座」~東出昌大の「話し方」から「コメント欄」などの愚劣な書き込みに怒った後、橋本愛とトリュフォーについて。

東出昌大の「話し方がなかなかいい」という話をしました。
もっともわたしは東出昌大の俳優としての資質に関してはまだ何も言えない。
東出昌大が出演している映画もいくつか観てはいるけれど、まだ「お!」という印象は与えられていない。
それ以前に、最近までまったく注目していなかったのだから、東出昌の俳優としてのクオリティについて何も言うべき言葉は、2014年12月の時点では持っていないわけです。
で、ついでにここで書いておきたいのは、
「知らないことに対して軽々に口を突っ込むな!」
です。
特にネットの掲示板、ポータルサイトに掲載される記事のコメント欄は「知りもしないのに口を突っ込む」人間の見本市。
「どうせ誰が書いたか分からないもんね」というところなのでしょうが、こうした無様な言葉の氾濫が社会レベルを低下させています。
ちょっと前も「軍師官兵衛」で二階堂ふみの存在を初めて知ったという人間が、二階堂ふみについて出鱈目な否定的コメントを書いていた。
どんな出鱈目でもコメント欄へ載れば、不特定多数の人間が読み、中には(ああ、そうなのか)と納得する者もいるだろうから無視できません。
東出昌大の話に戻りましょう。
東出昌大の主な出演映画(公開予定作品を含む)は次の通り。

「桐島、部活やめるってよ」
「すべては君に逢えたから」
「クローズEXPLODE」
「0.5ミリ」
「寄生獣」
「アオハライド」
「GONINサーガ」

「桐島、部活やめるってよ」や「0.5ミリ」など既に作家性の高い監督作へ出演している点、早いうちから「映画とは何か」について考える機会に恵まれた俳優だと言えます。
「桐島、部活やめるってよ」と言えば、同じく出演者の一人である橋本愛がフランソワ・トリュフォーについての思い入れを語っている記事が「キネマ旬報」に掲載されていました。
橋本愛の若さでフランソワ・トリュフォーについて語れる。
やはり特別な女優です。

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