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末尾ルコ傑作詩「触媒 ザハロワとスミルノワ」篇。末尾ルコ「教育論」~歴史の教え方とダークサイド。「過激派」吉田松陰を「花燃ゆ」はどう描いていくか? [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ傑作詩「触媒 ザハロワとスミルノワ」篇。

触媒としてのスヴェトラーナ・ザハロワ
触媒としてのオリガ・スミルノワ
二人が人間世界に届けるものは異なるけれど、
わたしたちはしっかりと受け取るのだ
この世ならぬものを

触媒としてのスヴェトラーナ・ザハロワ
触媒としてのオリガ・スミルノワ
二人が人間世界に届けるものは異なるけれど、
わたしたちはしっかりと受け取るのだ
この世ならぬものを

●末尾ルコ「教育論」~歴史の教え方とダークサイド

歴史の授業に関してですが、「歴史というものはすべて仮説である」という点については生徒たちにまず理解させておくべきだと考えます。
その際、「あったかどうか分からないことを何でならわなきゃならないんだ!?」とは言わせない。
「明確でないからこそ、学び続けねばならないのだ」と、教師は自信を持って言うべきです。
それと歴史には実は濃厚に人間のダークサイドが含まれていますね。
いくらでもダークサイドは出てくる。
そこをどう扱うか。
分かりやすい例を挙げれば、さほど遠い昔でない時期まで「切腹」「打ち首」「獄門」などという刑罰が公式のものだった。
その辺りをどう扱うか。
慎重に扱わねばならないけれど、「できるだけ伏せて」という方法ではダメです。

●「過激派」吉田松陰を「花燃ゆ」はどう描いていくか?

教育現場だけでなく、テレビで放映される歴史を扱ったドラマもほとんどがダークサイドを隠したまま作られています。
そこが「テレビ」ないし「テレビドラマ」というメディアの限界でもあるわけですが、さて大河ドラマ「花燃ゆ」では吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作などはどう描かれているか。
時代が激動期だったことはもちろんありますが、現在の視点からすれば、吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作らはすべて極めて過激な思想と行動力を持った人たちでした。
特に吉田松陰はほとんど「無茶苦茶じゃないか!」と言いたくなるほど過激な思想を持っていた。
でも割と一般的なイメージは「松下村塾で多くの人財を育てた立派な教育者」です。
そんなイメージが強い一つの要因は、吉田松陰の最も有名な肖像画。
とても分別くさい人間のように見えるのですね。
あれはあれで「厳格さが漂っていい」とも言えますが、若くして死んだ割には若々しいイメージが薄い。
「画像」「図像」のイメージの怖さでもあります。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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