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〈「言葉」による革命〉・・・「過激派」吉田松陰を「花燃ゆ」はどう描いていくか?2014年3月24日 [「言葉」による革命]

●「過激派」吉田松陰を「花燃ゆ」はどう描いていくか?

教育現場だけでなく、テレビで放映される歴史を扱ったドラマもほとんどがダークサイドを隠したまま作られています。
そこが「テレビ」ないし「テレビドラマ」というメディアの限界でもあるわけですが、さて大河ドラマ「花燃ゆ」では吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作などはどう描かれているか。
時代が激動期だったことはもちろんありますが、現在の視点からすれば、吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作らはすべて極めて過激な思想と行動力を持った人たちでした。
特に吉田松陰はほとんど「無茶苦茶じゃないか!」と言いたくなるほど過激な思想を持っていた。
でも割と一般的なイメージは「松下村塾で多くの人財を育てた立派な教育者」です。
そんなイメージが強い一つの要因は、吉田松陰の最も有名な肖像画。
とても分別くさい人間のように見えるのですね。
あれはあれで「厳格さが漂っていい」とも言えますが、若くして死んだ割には若々しいイメージが薄い。
「画像」「図像」のイメージの怖さでもあります。

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