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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「人間美学論」~「話し方」の怖さ。「久米書店」黒柳徹子、あるいは松山ケンイチ、オダギリジョーなど。2015年11月14日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「人間美学論」~「話し方」の怖さ。「久米書店」黒柳徹子、あるいは松山ケンイチ、オダギリジョーなど。

ちょっとした「話し方」でその人に対して(あ、こんなものなのか)と失望を覚えたりする。
逆にちょっとした「話し方」で(あ、こんな素敵な面もある人なのか)と評価が大きく上がる。
「話し方」というのはそれだけの力を持っているし、「怖い」ものでもあります。
「久米書店」に坂東眞理子と黒柳徹子が出ていて、「女性の品格」著者坂東眞理子はさすが「品格」を感じさせる落ち着いた分かりやすい、時に穏やかなユーモアを感じさせる「話し方」でした。
が、黒柳徹子。
長年テレビの別格的な司会者として君臨し、舞台で芝居もやっている黒柳徹子ですが、「久米書店」での「話し方」には辟易させられた。
「司会者」としてならまだしもなその「話し方」も、「ゲスト」として喋るシーンではいただけなかったのです。
とにかく話のスピードが速すぎる。
「立て板に水」過ぎるということがまずある。
ベラベラベラベラベラ~~と何の澱みもなくハイスピードで、しかもその内容も決しておもしろくないんです。
「対話」になっておらず、すべて「黒柳徹子の中で」常に準備されている内容を一気に連続して投げつけている感じなんですね。
聴いていて少し時間が経つと頭がぼうっとしてくるような「話し方」でした。
黒柳徹子がいつもこんな「話し方」だというわけではないかもしれないけれど、「久米書店」出演の際は「悪い見本」と言っても差し支えないものでした。

「話し方で失望」と言えば、例えば俳優の松山ケンイチやオダギリジョーなんかも挙げられますが、また後日そんなお話もいたしましょう。

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pandan

話し方、大事ですね。
by pandan (2015-11-14 08:06) 

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