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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~端正にして危険なライアン・ゴズリング「ラブ、アゲイン」の幸福。2015年12月2日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~端正にして危険なライアン・ゴズリング「ラブ、アゲイン」の幸福。

ライアン・ゴズリング。
カナダ出身の映画俳優。
30代の男優で、今最も「観たい」一人がライアン・ゴズリング。
金髪で長身、筋肉質で甘いマスク。
なのにいつでも危険な雰囲気を漂わせている。
2015年5月、ライアン・ゴズリング出演作である「ラブ、アゲイン」と「ドライヴ」を立て続けに観ました。
「ドライヴ」はもちろんわたしの「生涯ベスト」の一つ。
「生涯ベスト」の条件は、同じ条件を挙げる方は多いと思いますが、「何度でも観たくなること」。
「ラブ、アゲイン」はゴズリング以外にジュリアン・ムーア、エマ・ストーンというとんでもない豪華キャストなんですが、群像ラブコメディというわたしの苦手分野でやや避けてきた。
恋愛映画、恋愛小説は大好きだけど、群像ラブコメディで「よかったあ~」というのはあまりないんです。
しかし「ラブ、アゲイン」は楽しめた。
「ラブ、アゲイン」で主演格のスティーヴ・カレルは米国では大スターだけれど、もう一つピンと来ない。
けれど「ラブ、アゲイン」ではライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーア、エマ・ストーンら錚々たる共演陣に囲まれていいアンサンブルとなっている。
ジュリアン・ムーア演じる妻がスティーヴ・カレル演じる夫にいきなり「離婚して!」というシーンからスタートする「ラブ、アゲイン」は実はかなりベタな展開になるのだけれど、「ベタ」が許せる演出と出演陣で心地よく観ていられる。
終盤は「人間の可能性」を感じさせてくれるところがまたいい。

そうです。
ライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーア、エマ・ストーン、そしてスティーヴ・カレルという豪華な俳優が揃った「ラブ、アゲイン」を観逃がす手はないのです。

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