SSブログ

〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~「若尾文子映画祭 青春」、そして「繰り返し観たくなる映画」。2015年12月22日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~「若尾文子映画祭 青春」、そして「繰り返し観たくなる映画」。

それでは「若尾文子映画祭 青春」の開催を記念して、若尾出演作品の人気投票が行われた、そのトップテンの復習が次の3本。


1位「しとやかな獣」(川島雄三監督)
2位「赤い天使」(増村保造監督)
3位「最高殊勲夫人」(増村保造監督)
4位「女は二度生まれる」(川島雄三監督)
5位「清作の妻」(増村保造監督)
6位「卍(まんじ(1964))」(増村保造監督)
7位「妻は告白する」(増村保造監督)
8位「青空娘」(増村保造監督)
9位「『女の小箱』より 夫が見た」(増村保造監督)
10位「浮草」(小津安二郎監督)

わたしはこれらすべて鑑賞しているけれど、なにせ若尾文子は160以上の映画に出演しているの「10本」選ぶのはとても難しい。
質が高く魅力的な作品に多く出ているから甲乙付け難いというのもある。
そう、若尾文子の代表作の多くが魅力的なのだ。
「魅力的な映画」。
わたしにとってそれは、「何度でも繰り返し鑑賞したくなる映画」。
一度観て「いいな」と感じても、2度もがない映画も結構多い。
例えば米アカデミー賞作品賞を獲得した「それでも夜は空ける」。
よかった。
でも二度目はないだろう。
クリント・イーストウッド監督作でも、「許されざる者」は文句なしに何度でも観たくなる作品、けれど「アメリカン・スナイパー」はそうでもない。
その意味でジャン・リュック・ゴダールの映画は魔性のような魅力がある。
ベルナルド・ベルトルッチ作品の多くもそうだ。

あなたにとって、繰り返し観たくなるのはどんな映画?

nice!(18)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 18

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0