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末尾ルコ詩D猫、ポルトガルのビスケットMarie、ヴィヨン全詩集 篇。『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その79。プチ土佐弁講座付。末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~ロバート・ミッチャム「狩人の夜」で「悪」に震えよ! [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D猫、ポルトガルのビスケットMarie、ヴィヨン全詩集 篇。

・猫、ポルトガルのビスケットMarie、ヴィヨン全詩集

ポルトガルのビスケット
Marie。
齧りながら敬虔な気分にちょっとなる
ポルトガルのビスケット
Marie。

そして「ヴィヨン全詩集」。

ぼくの素敵なネコちゃんにも
相応しいこれらの景色。


●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その79。プチ土佐弁講座付。

「へえ~~、まだ5月だけどね。ところでヘンなぼっちゃん、レスカの美味しい飲み方って知ってる?」
「え?
へえ~~、知ってるけど、教えて!」
ととんでもない「知ってるふり」をしながらメロメロに尋ねるヘンなぼっちゃんだったが・・・。
という展開、熱心な読者諸氏であればご記憶だろう。
そしてこの次の展開を想像できている方も少なくないかもしれない。
そう。
この後ヘンなぼっちゃんを待ち受けているのは例の「ありふれた展開」だ。
しかしそんなベタな策略にまんまと引っ掛かってしまうヘンなぼっちゃんにあなたの心はごぼう抜きにされるはず。

「ちょっとレスカ貸して」
とどことなくマイメロに似たメロメロ。
何の疑問もなくレスカの缶を手渡すヘンなぼっちゃん。
当然のごとくメロメロはおもむろにレスカの缶をフリフリし始める。
「さあ、ヘンなぼっちゃん!これでたあんと美味しくなったわ!」
「やったあ!!」
・・・・・・・

その後の光景は敢えて書かずともお分かりだろう。

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!

●末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~ロバート・ミッチャム「狩人の夜」で「悪」に震えよ!

「悪」。
あなたは「悪」ですか?
おそらく違いますよね。
それではあなたの中に「悪」はありますか?

偽伝道師にして殺人鬼のハリー・パウエル。
両手の指には「L-O-V-E」と「H-A-T-E」のタトゥがある。
人を殺すことを屁とも感じないこの男が死刑囚の遺した1万ドルを狙い、小さな子どもたちさえ歯牙にかけようとする。

映画「狩人の夜」。
監督チャールズ・ロートン、脚本ジェームズ・エイジー 、殺人鬼はロバート・ミッチャムで
映画史に残るサイコな男を造形している。
少々頭の弱い女をシェリー・ウィンタース。
年齢を経てなお強烈なカリスマ性を発揮する、サイレント時代のスーパースター リリアン・ギッシュ。
素晴らしいキャストだ。
心地よく大仰にしてサスペンスフルな音楽はウォルター・シューマン。
圧倒的なモノクロ撮影がスタンリー・コルテス。
「狩人の夜」には映画の醍醐味があり、「悪そのもの」を観る快感がある。

世の中の「悪」は減らしていかねばならないが、
わたしたちは映画など芸術作品の「悪」は凝視し、多く愉しむべきなのだ。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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