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末尾ルコ詩D「猫、WOWOWパリ・オペラ座」篇。『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その82。プチ土佐弁講座付。末尾ルコ「映画俳優演技論」~フランスの伝説ジェラール・フィリップの美を堪能せずして・・・。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、WOWOWパリ・オペラ座」篇。

「猫、WOWOWパリ・オペラ座」

何が来たってWOWOWの
パリ・オペラ座バレエの特集だ。

アマンディーヌのアルビッソン
エレオノーラのアバニャート
そしてドロテの
ジルベール。
この人たちを観れるのは、
この人たちを観るのなら、
あなたの人生必ず変わる
何かが変わる

ぼくの素敵なネコとも観たい
わわわわWOWOW
パリ・オペラ座バレエ

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その82。プチ土佐弁講座付。

(お~の、せっかく少ない列に並んだに)
と周囲の列を眺めているとどんどんレジが終わり、何とはちきんより後に並んだ人たちもレジに近づいていく。
自分の並んだ列の前方を確認しても、買い物かごにてんこ盛りのチョモランマ状態が低くなる様子はない。
(お~の、めったよ!こりゃ列を替わった方がましかにゃあ~)
と思い立ったが吉日とばかり隣の列へ移ろうとするやいなや野球帽を被ったあからさまに小学低学年らしき少年がはちきんの前にするりと滑り込んだ。
しかもその買い物かごにはライダースナックがてんこ盛りではないか!

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!


●末尾ルコ「映画俳優演技論」~フランスの伝説ジェラール・フィリップの美を堪能せずして・・・。

ジェラール・フィリップってご存知ですかね?
モノクロ時代を中心としたフランス映画界のスター俳優。
「超美形」と言っても過言ではない美しい顔立ちに長身。
30代で死去した悲劇性も伝説として語り継がれるに相応しい。
と言いますのも、芳賀書店からかつて出版されたシネアルバムの「ジェラール・フィリップ」をパラパラと捲っていて、(ふ~ん、ジェラール・フィリップはこんな顔をしていたのだ)とあらためて感慨を持った次第であるから。
ジェラール・フィリップの代表作を挙げておくと次のようになる。

「パルムの僧院」
「赤と黒」
「肉体の悪魔」
「悪魔の美しさ」
「夜ごとの美女」
「愛人ジュリエット」
「モンパルナスの灯」

特にわたしは「パルムの僧院」と「モンパルナスの灯」を愛しています。
「パルムの僧院」では、ファルネーゼ塔に幽閉されるイタリア人貴族ファブリス・デル・ドンコが恋に落ちるクレリア・コンチの麗しさ。
時代に拒絶された画家モジリアニとあまりに悲劇的なその妻を描く「モンパルナスの灯」。
ジェラール・フィリップとアヌーク・エーメの美貌は現実離れしている。

芳賀書店の「ジェラール・フィリップ」の中にはフィリップがフランス映画祭で来日した際に対面した高峰秀子や池辺良の感想も載っていて興味深い。
もちろん二人ともジェラール・フィリップの人柄に感服するコメントを残している。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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