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末尾ルコ詩D 猫、ミシュレ、「魔女」 篇。『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その86。プチ土佐弁講座付。末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える講座」~「プロレス」という困難な素材、例えば「カリフォルニア・ドールズ」。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D 猫、ミシュレ、「魔女」 篇。

・猫、ミシュレ、「魔女」

ミシュレの「魔女」を
うたた寝しながら読んでいた
昼前の時間。
禍々しくも魅惑的な
「魔女」のエピソード。

でもぼくの素敵なネコは
どんな魔女からも
守ってみせるよ!


●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その86。プチ土佐弁講座付。

「のう、ぼくよ。なかなかえいもんいっぱい買うちゅうねえ~」
A MAXの買い物かごに「ライダースナック」をてんこ盛りにしているジャリにいきなり話しかけるはちきん。
しかしジャリは返事しない。
(ぐわっ!このガキ、スルーかや?)
へんしも怒りがさく裂しそうになったはちきんだが、
(おっと、いかんいかん、相手はジャリじゃか!ここはセクシーな大人の女として手本を見せな・・・)
「のう、ぼく、ぼく!そのライダースナックち、どんながでえ??」
やや声のトーンを上げて尋ねたはちきんに対してジャリは、
「ああ?おばちゃん、誰??」

・・・・・・

何かよくあるパターンのような気もするが、いかにパターンであっても言われた方には衝撃の言葉。
しかもはちきんは20代前半なのである。

どうなるはちきん?
どう出るはちきん??

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!

●末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える講座」~「プロレス」という困難な素材、例えば「カリフォルニア・ドールズ」。

プロレスは小説にせよ映画にせよ扱いが難しい競技です。
「競技」という言い方も相応しくない気がするし、単に「ショー」というのも違う気がする。
「プロレスなんてただのショーじゃんか!」と何も考えずに言い張る阿呆はわたしが子どもの頃から多くいたけれど、「怪我をしないように」と配慮はしながらも、あれだけの勢いで殴る、蹴る、投げるなどをして「見せる」のは尋常ではない。
しかも近年のプロレスの技の危険度は極限まで上昇しており、子どもの頃からプロレスないしリアル格闘技をに親しいわたしでも(ここまでやっていいのか・・・)と唖然とするくらいだ。
ただこれを小説や映画のストーリーとして扱う時、「どこからどこまでを取り上げるか」が問題となり、あるいは「プロレスとしてのリアルをどこまで反映させるか」で苦慮するものだと思うわけです。
やや難しい書き方になっているけれど、例えば映画としては傑作の誉れ高い「カリフォルニア・ドールズ」(ロバート・アルドリッチ監督)。
文句なしのクオリティの作品ですが、プロレスをリアルファイトとして扱っている。
子どもの頃に「プロレスについて」、そして「プロレスファンである自分」について悩み抜いた者としては面映ゆいんです、これだけプロレスがストレートに扱われると。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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