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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~ヴァンパイア映画大好き!「美しき獣」のここがいい!!2016年4月9日 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~ヴァンパイア映画大好き!「美しき獣」のここがいい!!

ヴァンパイア映画、好きですか?
わたしは大好きです。
はい。
で、「美しき獣」という映画があるんですが、監督はザン・カサヴェテス。
映画史上の異才ジョン・カサヴェテスの長女で、長男のニック、次女のゾエも映画監督をやっています。(俳優などもでもありますが)
ザン・カサヴェテスという名はAlexandra Cassavetesのニックネーム。
Alexandraの「Zan」の部分を取っていますね。

「美しき獣」はヴァンパイアのジュナ(ジョセフィーヌ・ドゥ・ラ・ボーム)が人間の男パオロ(マイロ・ビンティミリア)と出会い、「ヴァンパイアと人間」という壁を超えて恋愛するとのがストーリーの基礎となっています。
主人公の「ジュナ」というネーミングがいいですね。
演じるフランス人のジョセフィーヌ・ドゥ・ラ・ボームはケイト・ブランシェットに共通点のある面立ち。
ヴァンパイア役に合った雰囲気を持っています。
「美しき獣」をとてもおもしろくしているのがジュナの妹である「ミミ」(ロキサーヌ・メスキダ)の存在。
姉のジュナが「よいヴァンパイア」だとすれば、ミミ「悪いヴァンパイア」なんですね。
「よいヴァンパイア」がいろんな理由でできるだけ「人間の血を吸いたい」という欲望を抑えているのに、ミミは本能の赴くままに人間を襲う。
ミミの存在で映画がとてもおもしろくなっています。
また後日、わたしの「ベストヴァンパイア映画」も振り返ってみます。

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