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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「スポーツ美学論」~2015年全米テニス錦織圭初戦敗退。しかしわたしたちはテニスの美を堪能できる。2016年4月29日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「スポーツ美学論」~2015年全米テニス錦織圭初戦敗退。しかしわたしたちはテニスの美を堪能できる。

錦織圭が2015全米オープンテニスで初戦敗退したのですが、そもそもいかにランキングが高くなってもグランドスラム制覇は至難の業で、女子ではランキング1位になったこともありスタープレイヤーの一人であるキャロライン・ヴォズニアッキなどもグランドスラムで優勝したことがなく、どんな大会でもシード上位が何人かは早々と敗退するものです。
だから男子のロジャー・フェデラー、ノヴァク・ジョコヴィッチ、女子のセリーナ・ウィリアムズらは別格中の別格であって、日本のマスメディアもそうそう「優勝、優勝」とそればかり言い立てない方がいいですね。
それと2014年全米オープン準優勝以来「錦織人気」が定着し、それはもちろんいいのですが、WOWOWは別として、BSなどで放送されるグランドスラム以外の試合は男子ばかり。
「テニスファンを育てる」という意味でも、ある程度は女子の試合も放送するべきだし、雑誌などの特集記事も男子のことばかりで、こういう時だからこそ女子も含めたテニス全体の人気を高めようという姿勢がメディアには必要です。
ところでテニスの試合はご覧になってます?
テニスの試合は他のスポーツと比較して男子も女子も極めて均整の取れた体型のプレイヤーがコートの中でその四肢を限界以上に発揮してボールを追う競技で、「スポーツの美」がとても分かりやすく満喫できるんですね。
どんなスポーツにも超一流には濃厚な美が備わっているのだと思いますが、テニスはそれがダイレクトに伝わってくる。
「日本人を応援!」というだけでなく、ぜひ世界一流のプレイヤーの試合を観てみてください。


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