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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「スポーツ美学論」~え?大晦日に日本でエメリヤーエンコ・ヒョードルが?カパケ゚ペコポ~~。2016年5月29日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「スポーツ美学論」~え?大晦日に日本でエメリヤーエンコ・ヒョードルが?カパケ゚ペコポ~~。

例えばテニス界では「史上最高の男子テニスプレイヤーは?」と問われたら「ロジャー・フェデラー」と答える人が圧倒的に多いのだと思います。
「史上最高の女子テニスプレイヤーは?」という質問に対しては、「セリーナ(セレナ・ウィリアムズ)、あるいは「シュテフィ・グラフ」でしょうか。
世界のテニス界は基本的に統一された機構〈男子がATP、女子がWTA〉で運営されており、しかも体重制限による階級制がなく、さらに「1対1」の戦いが原則であり、プレイの進歩も極めて明確に系統づけられているのでとても分析しやすいのだと思います。
これがサッカーや野球のような団体競技だと、「個人成績であって個人成績でない」部分があるので難しくなるし、ほとんどの競技で階級制が取り入れられている格闘技となると、「各階級で最強は誰だ?」という話になるけれど、ボクシングなんかでも統一された機構の中でファイトしているわけではないし、米国人はパウンド・フォー・パウンドの話題が好きだけれど、わたしはこの概念はほとんど意味がないと考えています。
つまり「格闘技において最強はへヴィー級である」から、「もし同じウエイトだったら」なんて考えることは意味がないと思ってるんです。
あ、それとテニスって、「1対1」の競技であるけれど、一人のプレイヤーは現役期間中に同じプレイヤーとかなり頻繁に対戦しますね。
ボクシングだと同一の相手と複数回対戦することは滅多にない。
だからより「史上最高(最強)のボクサーは誰か?」という問いかけに対する答えが難しくなるわけですが、まあ少なくとも「メイウェザー最高(最強)」は絶対ないですな。

なんて話を始めたのは、MMA(総合格闘技)のエメリヤーエンコ・ヒョードルの復帰戦が「大晦日に日本で」と決まって(う~~ん・・・)となってしまったからなんです。(笑)
(う~~~~~ん)ですよ、これは。

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