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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「格闘技論」~ロンダ・ラウジーやペイジ・ヴァンザントの衝撃試合を観戦する快感とは?2016年10月4日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「格闘技論」~ロンダ・ラウジーやペイジ・ヴァンザントの衝撃試合を観戦する快感とは?

・いかに今のMMAが、UFCが厳しい戦いをしているか。
UFCの日本語版オフィシャルサイトにホーリー・ホルム戦で衝撃のTKO負けを喰らった後のロンダ・ラウジー談話が掲載されていましたが(http://jp.ufc.com/news/Ronda-Rousey-ESPN-interview-jp)、それによれば、

試合後数週間経っても、数本の歯がまだぐらつき、りんごをかじられるまで3カ月から半年かかるということ。
試合後病院へ直行、手術を受けたにもかかわらずこの状態です。
まあ米国などの「アンチ・ロンダ」は「そんな大袈裟な!」とか思ってる向きもあるようですが。

それにしてもロンダ・ラウジー。
今やハリウッド映画で「主演」という話もあるスーパースターのロンダ・ラウジーが顔面にハイキックを喰らってぶっ倒れ、失神する。
UFC社長のデイナ・ホワイトが「ロンダに次ぐ人気女子ファイター」にと期待するペイジ・ヴァンザントが顔面血まみれになって敗戦を喫する。
この厳しさ、ギリギリの激しさこそ、時間を割き、お金を払ってまで観たいものなのです。
別に残酷趣味で言っているわけではない。
いや、正直に言えば、「まったく残酷趣味がない」わけではない。
人間ってそういうものでしょう。
まっさらな人間なんていやしない。
「あってはならないもの」「見てはならないもの」を見てみたいという欲望は人間なら誰にだってある。
「人間精神のダークサイド」を無視してはいけません。
とは言え、ロンダ・ラウジーやペイジ・ヴァンザントのショッキングな試合内容に昂る心理、「残酷趣味」ともちょっと違うんだなあ。

あ、これからはわたしの格闘技・プロレス観戦歴の中から、よりすぐりの試合(とわたしが認識しているもの)についてもちょいちょいお話します。
後日、まずロシアのアブソリュート大会で実現した、「ヒカルド・モラエスVSィリューヒン・ミーシャ」なんていいでしょう?


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