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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「芸術であなたの人生をより強く美しくする」講座~話題は「北斗の拳」からカラヴァッジョ「法悦のマグダラのマリア」へと。2017年1月10日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「芸術であなたの人生をより強く美しくする」講座~話題は「北斗の拳」からカラヴァッジョ「法悦のマグダラのマリア」へと。

「北斗の拳」って、ついついたまに読みたくなります。
あの出鱈目ぶりが心地いいのです。
出鱈目だけどおもしろい。
つい読んでしまう。
それと空々しさもギャグの段階まで達していて、それも心地いい。
「北斗の拳」でもよく敵が死ぬ直前に「いい人」になるケースがあるのですが、例えばユダやサウザーなどですね、でもそれがギャグの段階まで達している。
もう笑うしかない。
そして「スポ根」の要素が微塵も感じられないのがいい。
「バガボンド」にもいいところはあるけれど、メンタリティーがスポ根でウンザリさせられることも多い。

ま、それはさて置き、図書館とか本や、古本屋、行ってますか?
ネットで書籍を注文したり、電子書籍を読んだり、そんなのもいいですが、実際に図書館、本屋、古本屋に足を運ぶと、(こんな本があるんだ!)と吃驚するものを見つけられること度々です。

2016年は西洋美術館で「カラヴァッジョ展」が開催され、さすがカラヴァッジョクラスになると、展覧会としても超へヴィー級のインパクトと質感があります。
ちょっと抽象画家やポップアートではこのインパクトは出ません。
しかも「法悦のマグダラのマリア」が、世界で初公開ですから。

多数の「コピー」が存在する「法悦のマグダラのマリア」の中で今回公開された作品が真筆と鑑定されたということですが、こういうのは将来「実は真筆ではなかった」ということもあり得ますよね。
まあまず真筆で間違いないでしょうが、絶対に覆らないとは言い切れない。
そんな時、これは「法悦のマグダラのマリア」についてに限らないんですけど、「騙されたあ~」なんて間抜けなことは言わないようにしたいものです。

・どんなことでもいくらかの「疑い」を持つ。

これ、人生の大切な心構えです。

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