末尾ルコ詩D「猫、川柳」篇。末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~ブリー・ラーソン「ルーム」の構成とエモーション。 [吉高由里子]
★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉
★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!
現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。
●末尾ルコ詩D「猫、川柳」篇。
「猫、川柳」
ホロフェルネス
ミトコンドリア
ゴルジ体
・・・・・・
ぼくの素敵なネコは、
きっとその細胞の一つ一つまで
素敵さ!
(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)
●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~ブリー・ラーソン「ルーム」の構成とエモーション。
ブリー・ラーソン映画「ルーム」を日本公開初日にTOHOシネマズ高知で鑑賞しました。
このような作品が映画作りの基本であってほしい。
そんな嬉しい一本でした。
力のある映画。
もちろん低予算。
1970年代に公開されても不思議はないテイストがある。
数人の限られた登場人物でストーリーが進行する。
だから実に分かりやすい。
それでいながら、演出上様々な工夫があるので約2時間の上映時間、まったく退屈するところがない。
退屈するところがないもう一つの理由は、「俳優に力がある」。
「ルーム」の場合は言うまでもなく、主演ブリー・ラーソンの圧倒的な説得力とオーラが作品をグイグイ引っ張る。
途中から登場するブリー・ラーソンの母親役ジョアン・アレンが流れを引き締める。
ご存知のように「ルーム」は「誘拐され、7年間にわたる監禁生活」を強いられた若い女性の話であり、女性の子どもは監禁生活中繰り返された「誘拐・監禁犯によるレイプ」によって誕生した男の子である。
しかし女性はその男の子に愛情を注ぎ、「自分の子」として監禁生活の中、5年間育てる。
つまり子どもは「生まれてから一度もその部屋から出たことがない」。
しかしついに女性は脱出を決意、実行する。
この展開であれば、「脱出を決意、実行する」部分をクライマックスに持って来ることが多いものです。
が、「ルーム」は比較的早い段階でスリリングな脱出劇が描かれる。
つまり約2時間の中に「前編・後編」が存在するような、「裏から表へ」反転するような、そんな構成の映画です。
スリリングな脱出劇が素晴らしい出来栄えで、その段階で大きなエモーションが得られるわけだから、「その後」何を描くかが実に難しいのだけれど、「ルーム」はジョアン・アレンというハードな説得力を持った女優を登場させることでクオリティを保ちながら、「7年間の監禁生活」を経た母子、特に母親の精神的困難を描くことで、心理サスペンスの様相も含みながら「親子の意義」をも問いかけていく。
さあ、映画館で鑑賞しましたか?
●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!
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★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!
現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。
●末尾ルコ詩D「猫、川柳」篇。
「猫、川柳」
ホロフェルネス
ミトコンドリア
ゴルジ体
・・・・・・
ぼくの素敵なネコは、
きっとその細胞の一つ一つまで
素敵さ!
(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)
●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~ブリー・ラーソン「ルーム」の構成とエモーション。
ブリー・ラーソン映画「ルーム」を日本公開初日にTOHOシネマズ高知で鑑賞しました。
このような作品が映画作りの基本であってほしい。
そんな嬉しい一本でした。
力のある映画。
もちろん低予算。
1970年代に公開されても不思議はないテイストがある。
数人の限られた登場人物でストーリーが進行する。
だから実に分かりやすい。
それでいながら、演出上様々な工夫があるので約2時間の上映時間、まったく退屈するところがない。
退屈するところがないもう一つの理由は、「俳優に力がある」。
「ルーム」の場合は言うまでもなく、主演ブリー・ラーソンの圧倒的な説得力とオーラが作品をグイグイ引っ張る。
途中から登場するブリー・ラーソンの母親役ジョアン・アレンが流れを引き締める。
ご存知のように「ルーム」は「誘拐され、7年間にわたる監禁生活」を強いられた若い女性の話であり、女性の子どもは監禁生活中繰り返された「誘拐・監禁犯によるレイプ」によって誕生した男の子である。
しかし女性はその男の子に愛情を注ぎ、「自分の子」として監禁生活の中、5年間育てる。
つまり子どもは「生まれてから一度もその部屋から出たことがない」。
しかしついに女性は脱出を決意、実行する。
この展開であれば、「脱出を決意、実行する」部分をクライマックスに持って来ることが多いものです。
が、「ルーム」は比較的早い段階でスリリングな脱出劇が描かれる。
つまり約2時間の中に「前編・後編」が存在するような、「裏から表へ」反転するような、そんな構成の映画です。
スリリングな脱出劇が素晴らしい出来栄えで、その段階で大きなエモーションが得られるわけだから、「その後」何を描くかが実に難しいのだけれど、「ルーム」はジョアン・アレンというハードな説得力を持った女優を登場させることでクオリティを保ちながら、「7年間の監禁生活」を経た母子、特に母親の精神的困難を描くことで、心理サスペンスの様相も含みながら「親子の意義」をも問いかけていく。
さあ、映画館で鑑賞しましたか?
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