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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「スポーツ美学論」~フォーブスの2016年「女性アスリート長者番付」は美人ばかりか?2017年4月15日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「スポーツ美学論」~フォーブスの2016年「女性アスリート長者番付」は美人ばかりか?

世界的経済誌フォーブスが毎年発表している世界の長者番付。
2016年「女性アスリート長者番付」でトップ10に挙がったのが次の10人でしたね。

1セレナ・ウィリアムズ
2マリア・シャラポワ
3ロンダ・ラウジー
4ダニカ・パトリック
5アグニエシュカ・ラドヴァンスカ
6キャロライン・ヴォズニアッキ
7ガブリネ・ムルグッサ
8アナ・イヴァノビッチ
9ヴィクトリア・アザレンカ
10ウジェニー・ブシャール

10人中8人がテニス選手。
ま、ひとまずシャラポワのことはさて置いて。
ただこのリストを見て率直に感じるのは、「容姿が優れていたら得」という現代社会の現実ではあります。
「どんな容姿が優れているのか」という奥深い命題にここでは言及しません。
少なくとも現代の世界で極めて多くの人たちに「綺麗だ!」と感じさせるアスリートがずらり並んでいる。
MMA(総合格闘技)という、流血、骨折、失神などが日常茶飯事の世界にいるロンダ・ラウジーも、既にハリウッド映画へ何本か出演してる容姿ですから。
もちろん皆、世界トップクラスの実力を持った選手ではありますが、シャラポワを筆頭に、実力に加えて容姿にも恵まれておれば、広告収入など、本業以外の収入が莫大となるわけですね。
セレナ・ウィリアムズですが、長い間トップだったシャラポワがドーピング問題で陥落したことにより1位となったわけですが、もともと圧倒的な賞金額に加え、やはり「スーパースター」のオーラが違います。
若い頃はやや「怖い」印象だったけれど、近年は表情がチャーミングになっている。
掲示板などにセリーナのことを「ゴリラ」などと書くアホウがいるけれど、阿呆としか言いようがないですな。

ところで日本ではおそらく「東洋の魔女」以来の伝統だろうけど、バレーボールがやたらと高い人気です。
が、世界的にはバレーボール、マイナースポーツです。
「日本で特に人気のあるスポーツ」が存在してもいいけれど、あまりに実態と掛け離れた、つまり「スポーツ性」とは無関係の馬鹿騒ぎは、結局スポーツ文化の足を引っ張ることになると思いますよ。


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