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末尾ルコ詩D「猫、ピアノの音」篇。末尾ルコ「日本映画に『サプライズ』のようないかした作品は生まれないのか?」。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、ピアノの音」篇。

「猫、ピアノの音」

ああ、上原ひろみの
ピアノの音(ね)
綺麗だ
一音一音
煌めいている
まるでMは
垂線しそうだ

・・・・・・

ぼくの素敵なネコは、
歩くだけで
ピアノを弾いているかのよう

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「日本映画に『サプライズ』のようないかした作品は生まれないのか?」

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

ホラー映画とかサスペンス映画とか、米国にも予算的にB級C級とカテゴライズされる作品も多いけれど、その中から驚くほどおもしろいものがしょっちゅう出てくる。
そうした楽しみがこのところの日本映画には希薄なのだ。
『劇場霊』や『リアル鬼ごっこ』のキツい仕上がりについては前に述べたけれど、演出、脚本、出演者・・・すべてに於いてうんざりさせられる作品が多過ぎる。
映像を一見しただけで質感がまったく違うのである。
『リアル鬼ごっこ』とか、まるでガチャポンをやらされているような作品だった。(わたしは園子温監督の支持者ですが)
例えばアダム・ウィンガード監督の『サプライズ』という映画がある。
原題は、『You're Next』。
脚本はサイモン・バレットという人だが、名の知れた俳優は一人も出てない。
ところが90分少々の上映時間、退屈するどころか時間の経過に連れてワクワクが増してくる。
『サプライズ』は、両親の結婚35周年祝いのために集まった家族10人を、動物のマスクをした侵入者たちが襲うという展開だが、侵入者が襲って来る以前から十分におもしろい。
無名の俳優たちだが脚本がよく、それぞれのキャラクターが生きている。
特に主演格のシャーニ・ヴィンソンエリンが「実は」ということが分かってからは目茶目茶おもしろくなる。
登場人物の会話がおもしろく、「殺され方」もそれぞれ工夫が凝らされており、演出には迫力がある。
多様な楽しみが詰まった一本になっている。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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