SSブログ

末尾ルコ詩D「猫、白き花」篇。末尾ルコ「若尾文子『卍』における川津祐介の変態ぶりから目が離せるか?」。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、白き花」篇。

「猫、白き花」

白き花
それはすべてを
覆い尽し
世界をも

・・・・・・

ぼくの素敵なネコも
世界をも

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「若尾文子『卍』における川津祐介の変態ぶりから目を離せるか?」

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

2016年11月にBSフジでも放送された増村保造監督の『卍』。
言わずもがなの谷崎潤一郎原作で、しかも『卍』はリリアーナ・カヴァーニ監督による珍品もあり、と頻繁に映画化されている小説だ。
「男女どちらも愛することのできる魔性の女に翻弄される周囲の人間」という大筋を成功させるためには「魔性の女」がそれらしく見えねばならず、「若尾文子」主演による映画化が存在する幸福を噛み締めねばならない。
しかも監督は増村保造。
そして共演が、岸田今日子、川津祐介、船越英二など。
岸田今日子、船越英二の素晴らしさはもちろんだけれど、『卍』で特筆すべきは川津祐介の存在。
この変態ぶり!
この異常性格!
この下劣人間ぶり!
とりわけ証書を作ってきて血判を押すだけでなく、岸田今日子と自分の腕を切って、お互いの血液をちゅうちゅう吸うシーンからは目が離せない。

そして言うまでもなく、さすが「増村&若尾」コンビ!
これはひょっとしたら、「映画監督&女優」のコンビとしては映画史上最強かもしれない。
そもそも世界を見渡しても、同じ監督と女優のコンビで傑作を連打した例はなかなか見受けられないのだから。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

nice!(13)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 13

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0