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末尾ルコ詩D「猫、ウォレス」篇。末尾ルコ「妥協ない描写とストーリーテリングで一気に読ませるジャン・モラ『ジャック・デロシュの日記 隠されたホロコースト』。 [「言葉」による革命]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、ウォレス」篇。

「猫、ウォレス」

でもひょっとして、
デヴィッド・フォスター・ウォレスを
読みたいのかな、
おれはと
Mは少し訝る
デヴィッド・フォスター・ウォレスの名を
空間に描きつつ

・・・・・・

ぼくの素敵なネコの存在が
もう偉大な文学!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「妥協ない描写とストーリーテリングで一気に読ませるジャン・モラ『ジャック・デロシュの日記 隠されたホロコースト』。

末尾ルコ「読書で知性と感性を鍛えるレッスン」

フランスの小説はさほど高名な作家でなくてもとてもおもしろく読める作品にちょいちょい巡り合う。
ジャン・モラの『ジャック・デロシュの日記 隠されたホロコースト』もその一つで、実におもしろく一気に読み進めた。
ジャン・モラの作品は基本的に「若者向け」だが、大人の読書にも耐えるクオリティがある。
『ジャック・デロシュの日記 隠されたホロコースト』のテーマは「ホロコースト」と「拒食症」であり、主人公と言える少女エマは重い拒食症に罹っている。
エマの心情や拒食症による外見的な変化などが妥協なく描かれる。
そのエマが発見したのが最愛の祖母の秘密。
とりわけジャック・デロシュという人物によって書かれた日記の発見によって、エマは世界が転倒するような衝撃を受ける。

「ジャック・デロシュの日記」に記されていたのは、ジャック・デロシュなるフランス人がホロコーストに関わった衝撃の事実だった。
その描写も実にスピーディでどんどん読み進める。

『ジャック・デロシュの日記 隠されたホロコースト』は岩崎書店から出ている。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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