SSブログ

●プ女子も必読!ザ・シークVSマーク・ルーインの充実した世界構築。 [「言葉」による革命]

●プ女子も必読!ザ・シークVSマーク・ルーインの充実した世界構築。

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」

簡単に言えば、プロレスラーの価値は、

「リング上、時にリング外でどれだけ魅力的な世界を構築できるか」だ。

その意味では最近YouTubeで観たザ・シークVSマーク・ルーインの試合はなかなかのものだった。
この試合についてじっくり語り始めれば、かなりの分量も楽々書けそうである。
が、今回はざっと試合を振り返ることに留めよう。
構図としては、ザ・シークがヒールでマーク・ルーインがベビーフェイスという試合だ。
子どもの頃日本でのルーインの試合しか観てない者にとって、「ルーイン=ベビーフェイス」という構図がまず新鮮である。
試合展開は単純明快。
マネージャーを引き連れて登場したザ・シークはいつも通りのらりくらりとルーイン、そして観客を挑発する。
ルーインはそのペースに合わせつつ、時に殴る蹴る締めるなどのシンプルな攻撃で部分的に観客を沸かせる。
そしてザ・シークのお約束の凶器攻撃が始まる。
当然ながら(笑)レフェリーはなかなか凶器に気付かず、ルーイン流血。
観客のフラストレーションはどんどん溜まっていく。
しかしルーイン、ついに怒り爆発!
ザ・シークに十八番の「アナコンダ殺法」スリーパーホールドが極まったかと思いきや、試合中ずっとちょろちょろしていたマネージャーにも炸裂!
観客のボルテージ最高潮!
しかしここで・・・・

ザ・シークの「怪火」が放たれる!!

という展開なのだが、薄暗い画面で観るザ・シークの「怪火」のインパクトは実に強烈。
(ああ、観てよかった・・・)と、深夜におれは何をやってるんだ、というところはさて置いて。

nice!(23)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 23

コメント 1

いっぷく

なるほど、考えてみればマニアなら誰でも想像できる試合展開ですね。
これはたしかに充実しそうです。
私は子供の頃、一番怖い怪奇レスラーはザ・シークでした。
火が出るというのは、やはり脅威ですね。
by いっぷく (2016-12-21 01:42) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0