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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「『その女諜報員アレックス』という日本題だけでもウケよう、オルガ・キュリレンコも魅力炸裂だし&今、『緋色の研究』がおもしろいのはなぜ?」。2017年12月25日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「『その女諜報員アレックス』という日本題だけでもウケよう、オルガ・キュリレンコも魅力炸裂だし&今、『緋色の研究』がおもしろいのはなぜ?」。

末尾ルコ「映画と読書で知性と感性を鍛えるレッスン」

コナン・ドイルの小説で楽しむことはもうないかなともう何年も前に感じたのはシャーロック・ホームズシリーズの何かを読みかけて、けれど(ああ、もう素朴に過ぎるな)とか決め付けてしまったことによるのです。
ところが2017年に入りふと、シャーロック・ホームズ初登場の高名な『緋色の研究』を読み始めたら止まらない。
「あの時」、(もう楽しめない)と感じたのに、「今」、(何ておもしろいんだ!)に変わっている。
これから読書はおもしろいし、いいか悪いかはさて置いて、なかなか本を捨てられない。

で、『その女諜報員アレックス』という映画があって、しかしこの日本題、ピエール・ルメートル原作の大ベストセラーミステリ『その女アレックス』に「諜報員」を付け足しただけじゃん!
「ウケるし~!観たくなるし~~」とYOUなら言うであろうか。
しかしこのような馬鹿馬鹿しさは、わたしは嫌いではない。
無論、素晴らしい内容の映画にこうしたおふざけタイトルを付けられては困るけれど。

で、『その女諜報員アレックス』はオルガ・キュリレンコ主演だから鑑賞したのだけれど、黒いロボコップのような連中がぞろぞろ出てきた冒頭のシーンは(???)と思ったし、キュリレンコ主演の割にはVシネマのようにチープな映像も(ん~~~、これはいってえ?)だったけれど、観ていたらなかなかおもしろいアクション映画として成立していたのである。

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