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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「残酷なまでに美しい、格違いの映画『キャロル』について」。2017年12月30日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「残酷なまでに美しい、格違いの映画『キャロル』について」。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

『キャロル』
格が違う、レベルが違う、とはこの映画のこと、『キャロル』。
トッド・ヘインズ監督の、必ずしも多いとは言えないフィルモグラフィの中でも、正に

「入魂の一作」。

「入魂」

監督、キャストら誰もが「入魂」してない映画など観たくもないが、「入魂」とは「力む」ことではない。

『キャロル』は、2時間足らずの時間が、甘美で残酷な幻燈のようにアッという間に流れていく。
「美」はいつも「残酷さ」を伴う。

「残酷さ」を伴わない「美」は、「ほのぼのお花畑」に過ぎない。

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