SSブログ

●わがプロレストレーニング時代のアイテム・・・エキスパンダー、そして「貧弱な坊や」とブルジョワ? [「言葉」による革命]

●わがプロレストレーニング時代のアイテム・・・エキスパンダー、そして「貧弱な坊や」とブルジョワ?

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」

プロレス訓練を行う際のリーズナブルなアイテムとして「エキスパンダー」があった。
ネジのように巻かれた金属の棒を何本か、左右にビヨ~~ンと拡げる「あれ」だ。
親に買ってもらって使い始めた時は、(ふふふ、これでおれもプロレスラーに近付いたぜ)と浅はかにも思ったものだ。
もちろんエキスパンダーは役に立った。
ビヨ~~~ンと左右に拡げるだけでなく、一方を足で踏み、もう一方を上へビヨ~~~ンと伸ばすとか、工夫次第でいろんな箇所を鍛えられないこともなかった。
ところがある時、恐るべきことが起こったのだ。
当時の友人の一人、それはわたしの通う中学校で、わたしの次にプロレスファンであるという貴重な人間であったのだが、ある日そいつの家を訪ねると、

「おお、これこうた(買った)ぞ、うへへへ」(←ナチュラルな土佐弁である)

とニヤニヤ笑いながら差し出したものは、何と

ブルワーカー!!

ではないか。

そう、漫画雑誌などで、「貧弱な坊や」とビーチでギャルにバカにされていた少年(?)が使用し始めるや、ジョルジュ・サン・ピエールばりの肉体美に変身するというあのブルワーカーである。
わたしが持っていたのはエキスパンダー。
確かブルワーカーの方がかなり根が張ったはずだ。
(こいつ、いつの間にこんなブルジョワに・・・)

南の空ではカラスがカーカー鳴いていた。

nice!(17)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 17

コメント 1

いっぷく

ブルワーカー、懐かしいですね。当時のプロレス雑誌の裏表紙に広告が出ていました。
エキスパンダー→腕立て伏せ、で挫折してしまったので、購入するところまではいきませんでしたが。
たしか、国際プロレスでレフェリーもやっていた遠藤光男が推薦の言葉を寄せていて。
でもプロレスラーよりいいカラダしている人がレフェリーやっちゃうのはどうかと思いました(笑)

それはともかく、そういうことはありますね。ローラーゲームが流行った時、わりと早くにローラースケートは買って優越感に浸っていたのですが、鉄の車輪だったのです。
ところが、後から買ったやつが、それよりもニューバージョンのゴムの車輪だったので、がっくりしたことがあります。
後出しジャンケンで負けるのは仕方ないですね。

水前寺清子は、あの大ヒットホームドラマ「ありがとう」3部作で、3回とも石坂浩二と結ばれていますから、相当扱いは良かったですね。
水前寺清子は、ドラマの共演で本当に石坂浩二に惚れ込み、リアルで結ばれるのではないかと思ったと、何かのインタビューで言ってましたが、石坂浩二は浅丘ルリ子の方が良かったんですね。
by いっぷく (2017-02-18 01:58) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0