●「キラー・カール・コックスVSブルート・バーナード」の発音と元祖ブレーンバスター。 [「言葉」による革命]
●「キラー・カール・コックスVSブルート・バーナード」の発音と元祖ブレーンバスター。
末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」
子どもの頃のわたしの中で、マッドドッグ・ヴァションとブルート・バーナードが被ってた時期があるんですわ。
ということを思い出したのは、親切なYouTube様が
「Brute Bernard v Killer Karl Kox」
をお薦めしてくださったから。
しかし既にマッドドッグ・ヴァションがアマレスで実績のあるプロレスラーだったことを最近知ったわたしは、この「キラー・カール・コックスVSブルート・バーナード」を自信満々に視聴したのである。
それは試合途中からの映像で、いきなりコックスがレフェリーにブレーンバスターを喰らわせる。
その後はレフェリー、リング上に寝たままでジタバタしているだけで、コックスはさらにバーナードにもブレーンバスター。
ところがそれがレフェリーの上に落ちてしまうという、レフェリー大災難の展開だ。
リングは無法地帯(笑)と化するのだが、バーナードの加勢にサイクロン・ネグロが乱入。
当然コックスは不利になるのだが、その後はいろんな人がリング上に上がってきて、あたかも全日本新春バトルロイヤルのような賑わいである。
それにしてもブレーンバスター。
キラー・カール・コックスが開発者だという定説だが、さすがに綺麗に極める。
そのマッドでインセインなルックスのイメージと違い、流れるようなブレーンバスターだ。
投げ終わるまでしっかり足の裏がリングに着いていて、綺麗な弧を描くのがいい。
相手を持ちあげた後、自分も足を浮かせてどーんと落とすタイプのブレーンバスターはあまり好きではなかったんです。
それとですね、現地のアナウンサーは明らかに「バーナード」ではなくて、「バナード」と発音しているんですね。
例えば今年のアカデミー賞助演女優賞を獲得した「ヴィオラ・デイヴィス」なんかも、現地では「ヴァイオラ・デイヴィス」とはっきり発音している。
今更「バーナードをバナードに!」というムーブメントを起こそうとは思わないけれど、ピーター・バラカンもよく言っているように、
「できるだけ現地の発音に近づける」
努力は必要ですね。
末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」
子どもの頃のわたしの中で、マッドドッグ・ヴァションとブルート・バーナードが被ってた時期があるんですわ。
ということを思い出したのは、親切なYouTube様が
「Brute Bernard v Killer Karl Kox」
をお薦めしてくださったから。
しかし既にマッドドッグ・ヴァションがアマレスで実績のあるプロレスラーだったことを最近知ったわたしは、この「キラー・カール・コックスVSブルート・バーナード」を自信満々に視聴したのである。
それは試合途中からの映像で、いきなりコックスがレフェリーにブレーンバスターを喰らわせる。
その後はレフェリー、リング上に寝たままでジタバタしているだけで、コックスはさらにバーナードにもブレーンバスター。
ところがそれがレフェリーの上に落ちてしまうという、レフェリー大災難の展開だ。
リングは無法地帯(笑)と化するのだが、バーナードの加勢にサイクロン・ネグロが乱入。
当然コックスは不利になるのだが、その後はいろんな人がリング上に上がってきて、あたかも全日本新春バトルロイヤルのような賑わいである。
それにしてもブレーンバスター。
キラー・カール・コックスが開発者だという定説だが、さすがに綺麗に極める。
そのマッドでインセインなルックスのイメージと違い、流れるようなブレーンバスターだ。
投げ終わるまでしっかり足の裏がリングに着いていて、綺麗な弧を描くのがいい。
相手を持ちあげた後、自分も足を浮かせてどーんと落とすタイプのブレーンバスターはあまり好きではなかったんです。
それとですね、現地のアナウンサーは明らかに「バーナード」ではなくて、「バナード」と発音しているんですね。
例えば今年のアカデミー賞助演女優賞を獲得した「ヴィオラ・デイヴィス」なんかも、現地では「ヴァイオラ・デイヴィス」とはっきり発音している。
今更「バーナードをバナードに!」というムーブメントを起こそうとは思わないけれど、ピーター・バラカンもよく言っているように、
「できるだけ現地の発音に近づける」
努力は必要ですね。
日本の団体所属レスラーと違って、契約している自分の試合以外に乱入して、血や汗を流すのはめずらしい光景ですね。
コックスとマリオ・ミラノが仲間で、バーナードとカリプス・ハリケーンが仲間というところまでわかりました(笑)
ジム・バーネットがやってたオーストラリアの興行かもしれませんね。だから結構メンバーも揃ってますよね。
オーストラリアでは、マーク・ルーインが善玉で、サムソン・クツワダや高千穂やブッチャーが悪役やってましたよね。コックスはやっぱり悪役の側だったんでしょうね。
クツワダは、日本兵の格好で人気が出たので調子に乗って、移動の飛行機でコスチュームの刀を振り回して高千穂が慌てて止めたそうですね。向こうは本気にして銃殺されるかもしれないことを、アメリカ生活が長い高千穂は知っていたので、何も知らずにはしゃいでいるクツワダがさぞ冷や汗ものだったのでしょう。
by いっぷく (2017-03-27 01:36)