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●「悪徳のレシピ、あるいはマルキ・ド・サドも吃驚か」~A☆MAX一宮店における「まんぼうの刺身」との出遭い。 [「言葉」による革命]

●「悪徳のレシピ、あるいはマルキ・ド・サドも吃驚か」~A☆MAX一宮店における「まんぼうの刺身」との出遭い。

末尾ルコ「食の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

高知の、比較的安売りのスーパーと言えば、ACE ONE(エースワン)とA☆MAX(エーマックス)である。
わたしは自宅から最寄りのA☆MAX一宮店をよく利用するのだが、食材が安いのが有難い。
しかもだいたいいつも冷房がギンギンに効いていて、冬は寒いが、夏は涼しい。
風邪気味の時には行かない方がいい、というのはあるが。
このA☆MAX一宮店の、これは「いちのみや」ではなく「イック」と読むのだが、鮮魚コーナーで最近よく見かけるのが、

「まんぼうの刺身」である。

(ま、マンボウって食えるのか?)・・・初めて目にした時、わたしは十分に当惑した。
かつてビートたけしが林真理子のことを、「マンボウのような顔をしていますね」と言っていた記憶があるが、もちろんわたしはそれを耳にして(上手いこと言うな)と思ったりはしないし、そもそもこの記憶が定かなものか確信があるわけでもない。
(マンボウ・・・)
A☆MAX一宮店の刺身コーナーに置かれている「まんぼうの刺身」をやや遠巻きに眺めながら、わたしの脳裏にはもちろんあの水中で浮遊する巨大でかつ無表情な魚類が鮮明に現れて離れない。
(そうか、マンボウって、食えるのか・・・)
 と感慨にふけりながら、わたしの右手はマグロの刺身へと伸びていくのであった。
あの、安定した美味を誇るマグロの刺身へと。

マンボウが食える・・・ことが事実であるにしても、今のところわたしの食卓にそれが並んだ事実はない。

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いっぷく

マンボウとは珍しいですね。
市販のパッケージ品はより安く売るぐらいしか差別化できないので、刺し身はスーパー他店との差別化をねらえる商品なんでしょうね。
もともとスーパーが庶民の暮らしに定着したのは、スーパーサミットがマグロの実演販売を行って話題になってからだと聞いたことがあります。
でも、ちょっとチャレンジャーかも。
ハマチやイカも寄生虫は多いそうですが、マンボウの刺し身はアニサキスがいるので、胃をかじられたら最悪開腹して胃袋を開けてアニサキスを取り出すという話を聞いてから、刺し身自体をしばらく食べることができなくなりました。
ふぐが、毒があっても危ないところを食べたがる人がいるように、マンボウにもそういう我慢できない美味しさがあるのかもしれませんね。
でも高知ならマグロは美味しいでしょうね。刺し身でひどい思いはしたくないので、まぐろで十分です、私としては。

昨日から「1984年のUWF」を読み始めています。私はUWFは詳しくないのですが、フミ斎藤がボロクソに批判していますね。フミ斎藤はUWFが好きなんですね。でもすぐに重版されて、ツイートなどは好評です。フミ斎藤がきちんと読んでいるのか、それとも前田が批判的に書かれて腹を立てたのか。私もじっくり読んでみます。
by いっぷく (2017-06-21 01:19) 

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