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●末尾ルコ「ずっこけ失敗談」~イオン高知の5円コピー篇。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「ずっこけ失敗談」~イオン高知の5円コピー篇。

末尾ルコ「ずっこけ失敗談で、知性と感性を鍛えるレッスン」

わたしも人間だ。
そりゃあ山田姉妹のファンではあるけれど、日々、何らかの失敗はある。
失敗した時は、そう、わたしも人間であるからして、そりゃあ悔しい。
ぶっちゃけ、ブチ切れそうになる場合も少なくない。
しかし自分の失敗に対してブチ切れて怒鳴ったところで、声を嗄らせるのは自分でしかないから止めた方がいいですな。
声を嗄らせたと言えば、最近「矢切の渡し」を大声で何度も歌って喉が痛くなった自分とは何なのだと思わなくもなかった。
ちなみに高校時代にパンクなバンドのヴォーカルだったわたしのレパートリーの一つは、シド・ヴィシャスの「マイ・ウェイ」だった。シド・ヴィシャスは別に好きでも何でもなかったけれど、「マイ・ウェイ」だけは傑作だと思っている。
しかし今回はそういう話ではなくて、わたしのずっこけ失敗談の話である。
そう、わたしは「10円コピー」よりも「5円コピー」の方が好きなのだ。
1枚コピーするだけであれば、10円でも5円でもこだわりはないのだが、100円出して10枚のコピーと20枚のコピーではまったく違うではないか。
これが200円だと、20枚と40枚。
この差は大きいでしょう。
というわけで、6月のある日、梅雨入りしたにもかかわらず、まだ雨がほとんど降ってない時期のある午後、わたしはイオン高知の5円コピー機に向かい、(さあ、100円で20枚コピーしちゃうぞ)と張り切ってコインを入れた。そしていつも通り楽しくコピーを開始。
もちろん心は、山田姉妹の歌う「みずいろの手紙」を奏でていた。
が、ほどなくしてわたしは大きな異変に気付く。
残額の表示を見ると、「20円」と出ているではないか。
(あれ、もう16枚もコピーしたかなあ~。おかしいなあ・・・)
訝りながらも次の一枚をコピーすると、残高表示が「10円」になったではないか。
(これはどうした仕儀だ!)と拝一刀ばりに憤り、出てきているコピーを手に取ってみると、思いの外広い。
そしてふとコピー機の説明ボードに目をやると・・・

「A3用紙は1枚10円」と書かれてあった。


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いっぷく

私も経験あります。
『日本プロレス事件史』とか大きな版をコピーする時に値段を確かめずそうなりました。
でも1枚5円は見たことなかったですね。
7円コピーのために、往復320円かけて電車に乗ってコピーしに行ったことはあります。ということは107ページ以上コピーしないと、10円コピーより安くならないんですけどね。門茂男の本などはもう手にはいらないので、そこまでしてでも安いコピーでたくさん使います。
でも今回、記事を拝見して「5円コピー」で検索してみたら、地元のスーパーで5円コピーがあるという情報が出てきました。
梅雨時なので天気の状態にもよりますが、さっそく行ってみたいと思います。

>会話の文脈によって(笑)
なるほど、やっぱりそうなりますね。
ところどころの単語だけで判断できず文脈で判断というのは会話も真剣勝負になりますね。

クツワダについては、まあかりに本人がそのつもりでも本当に3億も引っ張れたかどうかわからないのですが、日本プロレス時代は馬場の付き人で、解雇されてからも「馬場がシュートでも一番強い」と言い張っていた人なのに、どうして弓を引くことをしたのかは本当のところはわかっていません。
一説にはアントン・ヘーシンクの扱いで意見の対立があったらしいのですが、クツワダは、ヘーシンクにどんどん勝たせて、お客さんを心配させてから最後に負けるようにすれば盛り上がるという提案をしたのに、馬場はヘーシンクはプロレスの基礎ができていないのに無敵なのはおかしいと、柔道ジャケットマッチでしか勝たせなかったので、結局ヘーシンクブームは起きず視聴率も観客動員にも貢献しなかったのですが、馬場の言うことはもっともだし、でもクツワダもヘーシンクの商品価値を何とか興行に生かしたいと思ったのでしょうし、むずかしいところですね。
by いっぷく (2017-06-27 00:47) 

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