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●お洒落について語ろう!「ワイドパンツにシャツイン」流行とハーリー・レイスの揉み上げ。 [「言葉」による革命]

●お洒落について語ろう!「ワイドパンツにシャツイン」流行とハーリー・レイスの揉み上げ。

末尾ルコ「お洒落とプロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

現在街を歩いたり、カフェで座っていたりすると、女性たちはかなり高い確率でデニムのワイドパンツを着用しており、その中の多くはいわゆる「シャツイン」である。
つまりワイドパンツの中にシャツの裾を入れている。
この「シャツインかアウトか」という問題は、あくまで全体のコーディネイトによって決めるべきもので、「アウト=善、イン=悪 (笑)」と単純に決定されているものではない。
当然のことだけれど、非常に多くの若い人たちが、「シャツイン=悪=死ぬほどダサい」と思考停止的に信じていたのが実情であり、「ワイドパンツでシャツイン」が風潮になると、今度は「そうしなければならない」かのごとく大多数が同じ格好をする。
つくづく「自分で選ぶことができない人たち」が多いなといつも思う。
こうした傾向は別に「シャツイン」問題だけの話ではないのだが、ここでは話題を変えよう。

わたしが子どものころ、「ぜひやりたかったの」のにできなかったヘアスタイルがある。
それは、「揉み上げ」だ。
「どこの子どもが揉み上げにしてるんだ!」と、今ならわたしも理解できるのだが、そこは子ども、「揉み上げ、しかも下の方を鋭く前方に尖らしたようなスタイル」に大層憧れた。、
そう、金髪時代のハーリー・レイス、あるいはドン・レオ・ジョナサンがやっていたようなスタイルだ。
あの揉み上げから立ち上がってくる、強く、世の中の裏表の分かった男の色気・・・子どものわたしはそれに憧れたのである。

ま、大人になってからはそんなスタイルにしたいとは思わなくなったし、そもそもわたしは揉み上げを蓄えられるほど髭が濃くないから、結局生涯一度もやらずに済みそうですけどね(ふふふ)。


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いっぷく

私はワイドパンツとガウチョの区別もよくついていないぐらいでファッションはさっぱりですが、私が高校の頃の制服は、シャツはインでアウトは開襟シャツに限るで、私服もそんな感じだったような記憶があるのですが、その後の世代はシャツを出していたのかな。現代人はファッションが一見多様かと思いきやそうではないんですね。

もみあげは、やはり彫りの深い人が似合うのかもしれません。
尾崎紀世彦がレコ大を取った頃、もみあげが流行りましたね。
加山雄三もその頃、もみあげにしていました。
https://pbs.twimg.com/media/C4YAuMXUkAEtVpE.jpg
加山雄三は小桜葉子に似ていて、岩倉具視譲りの濃い顔立ちだったのでやってみたのかもしれませんね。
しかし、永源遥は濃くないくせにやっていました。
http://xn--zckzczcd7076bwdw.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_97b/xn--zckzczcd7076bwdw/inokijyomei.jpg
永源の場合、もみあげというより、こめかみから耳の横にかけての髪を長く伸ばしていただけなんですが、たぶんこれは頬の毛が薄かったんでしょうね。
これは猪木が日本プロレスを追放されたときですが、そういえば、この頃は猪木ももみあげやってましたね。日本プロレス追放の大変なときにも、ちゃんと流行は気にしていたんですね。
たしかに、「世の中の裏表の分かった」という点においては、多額の借金を背負った加山雄三、裏の方とのお付き合いも広い永源、日本プロレスを追放それた猪木と、一応その基準はクリアしているかもしれません。
それにしても、「猪木追放」の乾杯でバンザイまでしておいて、ちゃっかり新日本プロレスに合流してしまう永源は、よほど営業力が評価されていたんでしょうね。
一方、この中でいちばんはやくプロレス界から去ったのが左端のサムソン・クツワダ。惜しまれます。
by いっぷく (2017-07-07 01:40) 

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