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●ウィンブルドン「ハレプVSコンタ」の「悲鳴問題」を受けて、「無観客試合にすればいい」などと言い出す困った発想はなぜ生まれる? [「言葉」による革命]

●ウィンブルドン「ハレプVSコンタ」の「悲鳴問題」を受けて、「無観客試合にすればいい」などと言い出す困った発想はなぜ生まれる?

末尾ルコ「テニスの話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

2017年ウィンブルドンテニス女子準々決勝シモナ・ハレプVSジョハンナ・コンタのマッチポイントのプレー中に観客が大きな悲鳴を上げ、それに気を取られたハレプがネットにボールを引っ掛けてしまったが、プレイのやり直しなどは行われなかった。
ということに関してのコメントなどをいろいろ見てみたが、中には、「こんな可能性があるのなら、無観客で試合をして、その映像を配信したらいい」なんて書き込みがあった。
どんな人物がこんなことを思いつくのか分からないが、いかにも「スマホだけで事足りていると信じている」人間の発想っぽい感じがした。
いかなるリスクがあったとしても、そして無観客でも収益が上がるシステムができたとしても、どんな選手が、どんなファンが、「無観客の試合」など望むだろうか。
「プロスポーツの試合は、観客とともに創り上げるもの」だというのが大原則である。

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