●「大人の女性のハイソックス」はNGか否か？～あるいは「流行に囚われないファッション」とは？

●「大人の女性のハイソックス」はNGか否か？～あるいは「流行に囚われないファッション」とは？

末尾ルコ「ファッションと恋とエロティシズムの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

「ファッション」、「モード」あるいは「流行の服」に関しての現在のわたし自身のスタンスは、

「流行は把握しておくが、自分が採用するのは極力避け、価格に関わらず、極力時代に限定されない服装を選択する」である。

で、ブログに写真などを掲載しない方針なので披露できないのでなんだだけれど、自分としてはこのスタンスで十分機能していると思っている。
それはどんな場所へ行っても、そしてどんな世代であっても、「わたしの姿を見た時の反応」で「わたしの服装の趣味が機能している」ことがよく分かるのだ。
ただそれは服装だけの問題でもなく、わたしが漂わせている雰囲気なども大きく影響しているのは間違いない。
と、ある種の自画自賛をしてみたが、わたしがわたし以外の人たちの服装の評価の基準はとてもシンプルで、

「その人に似あっているか、否か」である。

流行のアイテムを着ていようがいまいが、「その人に似あっている」のであれば、（おっ、いいな！）と感じ、（きっとセンスのいいひとなのだろうな）と推測する。
流行っている服を着ていて、それで墓穴を掘っている人は数多いし、そういう人たちって、（頭、悪そうだな）と感じさせるものである。
逆に、流行とはまったく関係ない服装でも、そして普通ならNGとされるような着こなしでも、（ああ、こんな着方があったのか・・・）と感心させてくれるような人を見かけると、ちょっと嬉しい気分にさせられる。

で、わたしは以前、「大人の女性がハイソックスを着用する」姿にはあまり感心しなかった。
それどころか、（え？あなたハイソックス履くの？困ったなあ・・・）と感じる女性も少なからず見かけた。
いやもちろん、「保温のために」とか、そのような意図で、特に家庭で着用するのには何ら問題はない。
しかし公共の場へ大人の女性がハイソックスといのは、（どうなんだろう・・・）と、まあはっきり言えば、わたしの中では「問題外」だった。
ところが劇的に（笑）その感覚が変わってしまったのである。
そう。
比較的最近好きになった女性が、「黒のハイソックス着用」が基本スタイルで、まあその女性は知り合った頃が20代後半、いなくなった（笑）のが30代に入ったくらいだったから、比較的若かったが、小柄で細い脚にハイソックスを履いている姿は、はじめは（何なの、この子は・・・）だったけれど、徐々に（こうでなくっちゃ！）になってきたのである。
そしていつしか、黒のハイソックスに包まれた細い脚を見ることが至上の愉しみの一つになっていた。
「細い脚」というのもその女性を知る以前は好みではなかったのだけれど。

ああ、恋って不思議な魔法・・・などと書きながら、今夜の語りを取り留めもなく纏めよう。

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コメント 3

私は若い頃はDCブランドの背広を着たり、サンローランの靴を履いたりしたことはありました。当時はDCブランドがたくさん売っていて店員が勧めたことと、サンローランの靴は履きやすかったからですが、ただどうも性分として流行を追うというのが苦手です。ひとつは俗っぽくて低級だなあという気持ちと、あとは物を集めたり流行を追ったりと言うと、キリがないことですね。ここまでしたら一区切り、というのがなくて、常に新しいものが出続けるので、ずーっとそれを気にしなければならないのが大変だなあと思ってしまいます。
で、最近はスーツも作っていませんが、実家に眠っていた10年以上前のダブルの背広や、あとは楽天で買った丸洗いできる1万円ぐらいのものを「正装」の場合は着ています。カジュアルなものは、もっぱらユニクロですね。私は「つなぎ」が好きで、あれを着ると、ボロの下着も隠れるし、服の上下のコーディネートなど気にしなくていいしで、ただこれからはちょっと暑くなりますね。

>、「黒のハイソックス着用」

ハイソックスではないと思いますが、母が通った病院の受付兼看護師で、黒い靴下をいつも履いている人がいました。ルックスは悪くないもののそんなに目立つほどでもない「並み」の人なんですが、黒いソックスが妙に印象に残り気になってしまい、以来その人にお目にかかれるのが楽しみで母の付添が苦にならなくなリ（笑）、母の処置が行われている間は、ライフワークの妄想までものすごい勢いで始まってしまいました。まあそういう狙いがその人にあったかどうかはわかりませんが、目立つということは大事ですね。もしその人が白いソックスだったら目立たず、他の看護師の中で埋没してしまったかもしれません。
ちなみに、その人がどうして看護師専業ではなく「受付兼看護師」かといいますと、そこはハイパーサーミアのクリニックなのです。ハイパーサーミアは保険点数が厳しく利益が出ないために、大学病院までが敬遠しているのですが、看護師が会計まで行うのは人件費削減なんだと思います。東京でハイパーサーミア専門でやっているのはそこだけだと思うので、ありがたいクリニックなんです。そういうところで働いているということは、きっと人柄もいいのだろう、と黒靴下の彼女の人間性に勝手に下駄を履かせているんですけどね（笑）

>適当な一般化で理解したつもりでいる。それのみならず、その出鱈目な理解を当事者に対して、口に出して言ってしまう。

そうですね。そのイトコ自身はいろいろ不幸も経験しているので、「私も色々大変だったけど、まあこうして生きてるからあんたも頑張れ」ぐらいの話だったらまだ聞けたのですが、主語が「みんな」というのが素直に聞けないところです。「みんな」って便利な言葉ですけど、使い方に気をつけたいですね。
by いっぷく (2018-04-23 05:15) 

膝下までの薄いナイロンのソックスはOKですかね？（爆）

by ぽちの輔 (2018-04-23 07:15) 

日本人が大好きなブランド、ルイ・ヴィトン。今はC国人に人気らしいですけど。
ヴィトンのバッグは、ご多分にもれず私もヨーロッパへ旅した時は必ず現地で購入しておりましたから、家の二階には数個並んでおります。ただ身体を悪くしてからは一度も出番がない、やはりサッソウと持ち歩きたい気持ち、熱が冷めてしまったのとふたつの訳があったからでした。
以前行っていた美容室で、ヴィトンのバッグも中古品を扱うお店やドンキホーテなら安く買えるからそうしていると言うのを聞いて、そこまでして持ちたくないと、気分がシラケたのも同じ理由であったかと。
朝の番組に長谷川博己の出演時、それは見せびらかすというより偶々見えてしまったものながら、履いていた靴がヴィトンのものでした。
彼くらいに活躍、足の長いスタイルであれば…と納得をしたものですが。。
普通のテレビタレントがいくら収入が多いとは言え、ブランド品を身に着けても、そうは見えない。これって日本人全般に言える事と思います。
自宅では黒のハイソックスを着用、･･･よくしております。近頃はその上をいって、外側のパンツの下には黒のズボン下が当然の毎日。。内容とずれたｺﾒﾝﾄ（笑）失礼致しました。
by hana2018 (2018-04-23 16:25)