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●あまりに「美しい顔」『傷だらけの栄光』のポール・ニューマン。 [「言葉」による革命]

●あまりに「美しい顔」『傷だらけの栄光』のポール・ニューマン。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

『傷だらけの栄光』のポール・ニューマンが美しいのである。
伝説的ボクサー ロッキー・グラジアーノの人生に基づいたこの映画は、それは確かに1956年のハリウッド映画だから、それは人生や人間を単純化している要素は多分にありはする。
しかしそんな表現の中に、「美」や「真実」が生まれ出ることもあるのだ。
『傷だらけの栄光』はあまりに痛快なテンポで展開し、しかもどこからどこまでもポール・ニューマンが美しい。
ミケランジェロが創造した彫刻のようなその完璧な顔を眺めているだけで、「美」に関しては至福の時間を過ごせる。

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hana2018

似たタイトルの・・・S・マックイーン主演作「栄光のル・マン」は、車、カーレースなどに全く興味のなかった私でも退屈する事なく全編楽しめた一作でした。ポスターまで買って、部屋に張っていました。
ボクサー役と言うと、ボコボコに叩きのめされるといった印象が強くて、それをポール・ニューマンが演じるには無理があるのではと懸念してしまいまする。
・・・そうした訳で映画は観ておりませんが・・・秀でた額に、筋の通った高い鼻、顎のライン・・・と確かに彫刻のように完璧な顔。プラスあの知的で慈悲深いブルーアイですもの。その顔は美しいに決まっています。
by hana2018 (2018-06-04 22:25) 

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