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●末尾ルコ「平成史」~平成3年『新語・流行語大賞』の中にいたチャーリー浜と大川隆法、そして影山民夫の変死。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「平成史」~平成3年『新語・流行語大賞』の中にいたチャーリー浜と大川隆法、そして影山民夫の変死。

末尾ルコ「平成史とレトルトカレーの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

平成3年は1991年である。

確かその年、高知新聞にさえ宮沢りえ『Santa Fe』の広告がデカデカと載っていたはずだ。
既にわたしはこうしたあざとい仕掛けに対しては鼻白むだけだった。

『新語・流行語大賞』の年間大賞を見ると、チャーリー浜の、 「・・・じゃあ〜りませんか」となっている。
わたしの中でどことなく、ほんの少しだけ、チャーリー浜とピコ太郎がかぶっているのだが。
いや、わたしは基本的に『新語・流行語大賞』のようなコンセプトは好きではないのだけれど、「ある時代の雰囲気」を浮き上がらせるために時に便宜上取り上げている。

で、平成3年『新語・流行語大賞』の「大衆部門」を見ると、って、「大衆部門」って何なのだという感は強いのだがいかがなものか?
見れば、「表現部門」とか「特別部門」とか、さらに意味不明の「部門」があるではないか。
ちなみに「大衆部門」は、金賞が「僕は死にましぇ〜ん」、銀賞が「ダダーン ボヨヨン ボヨヨン」、銅賞が「ダンス甲子園」となっている。
「ダダーン ボヨヨン ボヨヨン」ねえ、ふ~む。
「特別部門」の特別賞が、「チャネリング(大川隆法)」となっているのだけれど、いいのか、こんなの?
ちなみに「幸福の科学」入信で物議を呼んだ影山民夫が変死したのは、平成10年(1998年)だ。
影山民夫で印象的なのは、「ほのぼの路線」に走った萩本欽一をしきりに批判していたことだが、その頃はよもやこのような人生の終わり方をするとは想像もつかなかった。

6月のある日、最寄りのTSUTAYAに立ち寄ると、カレー本のコーナーが設けられていて、普段スーパーで見慣れないご当地レトルトカレー的な商品も並べられていた。
月に何度か「レトルトカレーの日」を設けているわたしであるから、(お、何かいいのはないかな・・・)と眺めてみたけれど、何と最安値が350~400円程度であって、わたしとしては、(あ~ん???)の世界である。
800円以上の商品も普通に並べられている。
しかしこの前くら寿司で食べたのだが、母などは冷麺と握り寿司をたっぷり食べて、1000円もしなかった。
それを考えると、レトルトカレーひと箱だけで1000円とか、どうなんだろう。
ま、嫌なら買わなきゃいいなだけどね。

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いっぷく

私は、たまーに関東に入ってくる吉本新喜劇を見ていたのですが、チャーリ浜はトニー谷的なキャラクターとして出てきましたね。でも「ごめんくさい」とかトニー谷は言いませんでしたし、落とすときは、急に野太い声になって相手をどついていましたから、類型的吉本新喜劇タレントでした。
岡八郎や花紀京や原哲男のような重鎮になれず、池乃めだかや井上竜夫や桑原和男のような重要な役どころにも入れない五番手六番手の人で、「・・・じゃあ~りませんか」で一時期いい思いをしましたが、やっぱりすぐに忘れられましたね。
影山民夫……自慢人でしたね。テレビ番組で話をしているとき、急に「自分は国際免許をもっているが」といって、わざわざ国際運転免許証を取り出して見せてました。免許所持の話自体が唐突だったのと、持ってているからと言ってわざわざ実物を見せびらかす必要もないのにと思いました。
幸福の科学に傾倒したのは、不思議現象好きの人にありがちな、人の知らないもの・経験できないものを会得して自分を大きく見せたい、という自己顕示欲があったのだとおもいます。
まだ21世紀になる前のインターネット普及期の頃、2ちゃんねるもなかったので、私は自分でささやかなweb掲示板をやっていたのですが、超能力の話題のとき、急に、「私が景山民夫と飯を食ったとき影山が超能力が好きでどうしたこうした」と書き込んでいる人がいたので、こいつ虚言癖かなと思って名前を見たら「松尾貴史」と書かれていて本物でした。2人とも自分を大きく見せたい点で何となく似てますね。
それより、幸福の科学では、小川知子が消えてしまいましたね。奥村チヨと黛ジュンの東芝三人娘の中では、黛ジュンの歌は文句なしですが、ルックスは、子供には小川知子がいちばん心地よかったですね。子供には、黛ジュンや奥村チヨのルックスはちょっと難しかったです(笑)
レトルトカレーは、私もややお高い「中村屋スパイシーチキン」を買うことがあるので、ちょっと贅沢かなと思うのですが、あとは、定価販売スーパーの北野エースで、全国440種のレトルトカレーから何度か買ったことはあります。インスタントラーメンは生ラーメンタイプにしろ、有名店そのものではなく化学調味料で擬似的な味を作りますが、レトルトカレーは、全く同じではありませんが、お店に近い材料と味付けを目指しているのではないでしょうか。「安いもの」と「有名店に限りなく近いもの」と2通りの価値観が存在するので、安ければいい場合には、後者は「別のもの」と思って見ないように(笑)するしかないでしょうね。私も最近は見ないようにして、一袋100円ぐらいの「なっとくのカレー」なども買う時の候補になっています。
by いっぷく (2018-06-19 05:20) 

hana2018

宮沢りえの写真集「Santa Fe」発売を記した、新聞紙上での一面広告。
まだ十代の子供のフルヌードを仕掛けたのは実の母。
りえママなる人物の胡散くささは、見ただけでわかるくらい外見にも出ていた訳ながら。
個人的には彼女の生き方、そのあざとさ。行為は否定する要素ばかりながら・・・美しく生まれた娘の価値を最大限生かしたプロデューサーとしては確かな力量を持っていたと言う見方も出来るでしょうね。
要は本人同士が良ければ、それで構わないの一言で済ませてしまえるのかも。
by hana2018 (2018-06-19 13:55) 

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