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●この夏、本当に「感動」したい方にお薦め映画~『チョコレート・ドーナツ』その1 [「言葉」による革命]

●この夏、本当に「感動」したい方におすすめ映画~『チョコレート・ドーナツ』その1

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

トラヴィス・ファイン監督の『チョコレート・ドーナツ』はゲイのカップルがダウン症の子どもを引き取って育てるというエピソードが軸となっている。
原題は、『Any Day Now』。
ゲイのカップルとはルディとポールであり、ダウン症の子供はマルコだ。
時代設定は、1979年。
米国でもゲイはまだ「普通」という基準の蔑視を浴びていた時代だ。
ルディをアラン・カミングが、ポールをギャレット・ディラハントが、マルコをアイザック・レイヴァが演じている。
レイヴァは自身が本当にダウン症を患っている。

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