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●末尾ルコ かつて語った『クリムゾン・ピーク』 [「言葉」による革命]

ギレルモ・デル・トロ監督の映画すべてが好きなわけではないが、『クリムゾン・ピーク』は格違いのおもしろさで一秒も退屈することなく全シーンに惹き付けられた。
もっとも「幽霊」の表現はどうなのかと感じはしたが。
画面の隅々まで溢れる返るゴシック感覚には、(ぜひこの監督に、エドガー・アラン・ポオの映画化を)と強く感じた。
まあ、ポオの映画化で現在大きな観客動員が期待できるとは思わないが。
この『クリムゾン・ピーク』でさえ、満足できる観客動員ではなかった。
ともあれ作品中の「強烈に痛みを感じさせる」シーンの表現には恐れ入った。

タグ:映画 アート
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