SSブログ

●末尾ルコ かつて語った吉永小百合という女優 3 [「言葉」による革命]

そこが若き日のハイテンション吉永小百合の相手役として相応しかったのだろうが、吉永が中年期から高齢期の現在にかけても「唯一無二のトップ女優」として君臨し続けているのに比べ、フェイドアウトしていったのも致し方ないところだったのだろう。
わたしが子どもの頃に石橋正次目当てで観ていた『アイアンキング』の同じく主演格で出ていた浜田光夫だが、その時点で「かつて吉永小百合の相手役青春スター」だった面影はなかった。

では吉永小百合が最も美しかったのはいつ頃かと考えれば、やはり30代から40代ではないだろうか。
いや、もちろん「吉永小百合は現在を含め、どの時代も美しい」という前提での話だけれど、例えば、1978年の『皇帝のいない八月』を観ても、(こりゃあ、最高だわ)という美しさがある。

タグ:映画 アート
nice!(8)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 8

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。