●末尾ルコ かつて語った『エクソシスト』 [「言葉」による革命]
「悪魔憑き・悪魔祓い」がテーマとなっている映画の大傑作として『エクソシスト』は不動の極みに立っているし、「ホラー映画」という括りで見ても、『エクソシスト』を超えるインパクト、作品的充実度の映画はいまだ現れていない。
『エクソシスト』公開当時の衝撃たるや、正しく「世界を覆った」という表現が相応しく、そりゃあ映画館があまりなかった国や当時の共産圏はちょっと事情が違っただろうけど、ここがハリウッド映画の凄みである。
ただ個人的な話をすれば、子どもの頃『エクソシスト』を鑑賞した時よりも、大人になってから何度か見た時の方が怖く感じた。
普通は子どもの頃に怖かったものが、大人になってみれば、(え?これが怖かったの?)と笑ってしまうものなのだけど。
『エクソシスト』公開当時の衝撃たるや、正しく「世界を覆った」という表現が相応しく、そりゃあ映画館があまりなかった国や当時の共産圏はちょっと事情が違っただろうけど、ここがハリウッド映画の凄みである。
ただ個人的な話をすれば、子どもの頃『エクソシスト』を鑑賞した時よりも、大人になってから何度か見た時の方が怖く感じた。
普通は子どもの頃に怖かったものが、大人になってみれば、(え?これが怖かったの?)と笑ってしまうものなのだけど。
「エクソシスト」は一度きりの鑑賞なので、少女の首がグルッと回転する、ベッドから身体が浮き上がるといったインパクトの強い目立ったシーンしか覚えていません。
それででしょう。「ポルターガイスト」シリーズの暗くて陰湿な怖さが際立って感じられました。
奇妙な現象が発生する原因が、購入した家が墓地であったところを住宅地とした…など、理由がありえる事柄でもあり身近な恐怖がありました。
ホラーの怖さで言えば、映像となったものよりも、書物から想像、自分でイメージした方が勝る気がします。
by hana2021 (2021-02-11 23:07)