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●末尾ルコ かつて語った「昭和のエロ」 [「言葉」による革命]

「シルヴィア・クリステル」という名前も日本で売れたが、それより遥かに広範に、「エマニエル夫人」という「名」とその裸体が日本の津々浦々に浸透したという現象は、振り返ってみれば、他に例はないだろう。
あからさまな「エロ」が日本の津々浦々にまで広まるというのは、小川ローザの「Oh! モーレツ」や由美かおるの「アース渦巻」看板以来だったのかもしれない。
現在「エロ」はネット空間の個人的体験に局限されつつあるが、かつて昭和の時代、「エロ」は往々にして社会的共有物だった。
しかも『エマニエル夫人』はフランス映画であり、
しかしいかにもフランス風という風情のあるシルヴィア・クリステルはオランダ出身である。

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