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*鬼気迫る原田美枝子の叩く、蹴りあげる、「愛を乞う人」。 [末尾ルコ(アルベール)より]

娘を打擲する、だけでなく倒れた娘を何発も蹴りあげる。その凄まじさは日本映画の枠内に留まらず、世界の映画を概観しても他に記憶がない。大女優原田美枝子全盛期の評価を決定づけた「愛を乞う人」。とてつもない覚悟がなければこんな演技はできない。

「ザ
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hana2024

「愛を乞う人」はむかーし観て、割合最近も観ました。
実の娘に対する暴力の凄まじさ、階段からは平気で突き落とす。
遊びの誘いに来た友達は、居合わせた際に恐怖でおしっこを漏らしてしまったほど。
それを平然と日常の中でし続ける母親とは、信じられない思いで見ていました。最近は育児放棄する母が連日のように新聞紙上に載りますけれど。以前からなかった訳ではないと再現した訳で、それでも次々に続くシーンは恐ろしく感じました。
作者の下田治美さん自身の体験もあり、彼女は息子さんが上司から暴行を受けた事件では、ご自身がパニックとなったとの事。

by hana2024 (2024-04-01 01:08) 

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