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小説・サワナミの永遠に報われぬ恋 7(これは6ではなく、7でした) [小説 サワナミの永遠に報われぬ恋]

「こんにちは」
弁当屋のドアを開けると女の顔が輝くのが分かる。
狭い店内。昼でも少し暗い。
女は仕事中、いつでも白いショートパンツを履いていた。
バランスは悪くない。
しかし背の低さから、いくらか頭でっかちに見える。
声はとても細くやや高く、それはときにサワナミを苛立たせた。

ある日、9月くらい。
サワナミは昼食時でもないのに珍しく弁当屋の女のことを考えていた。

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