長澤まさみと沢尻エリカは決着するか？吉高由里子と沢尻エリカの異質とは？

長澤まさみの話題を続けてみよう。
そう言えば、
以前「長澤会」だの「沢尻会」だの取り沙汰されたことがあった。
失笑物の話題だが、それはいい。

沢尻エリカは「クローズド・ノート」の後、
「別に」でまったく映画へ出ていない状態が続いているが、
それはそれでよかったのだと思う。

あえて言えば、
現在の沢尻エリカの存在は
ずっと作品に出続けている長澤まさみより上だ。
沢尻エリカの存在は、
かなり「伝説の女優」「幻の女優」化し、
ほとんど画面に映らなくても
影響力は多大なものとなっている。

実は沢尻エリカは芝居的には行き詰っていた。
「パッチギ」で新人賞を総なめにし、
その後も順調な女優の道を歩んでいるように見えていたが、
よく観察すると演技の質はどの作品も同じである。
それは他の沢尻エリカが想像できないくらいに固定されつつあった。

幸いにも
「別に」などという何の罪もない一言でメディアが大騒ぎしたおかげで、
恰好の休養期間を取れ、
しかも「伝説」化するという副産物まで生んでいるのが現状の沢尻エリカだと思う。

例えば休養前の沢尻エリカと
吉高由里子が同じスクリーンに映し出される姿をわたしは想像できない。
あまりに自由な演技のできる吉高由里子と
すっかり型にはまった沢尻エリカだったから。

けれど復帰後の（復帰すればだが　笑）沢尻エリカは、
なにかものすごい破壊力を身につけていそうな気がする。

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